ミニパプリカの苗を植えてから、間がないのにもう花が咲いていました。これは期待できるかも。
雨で、病気になりませんように。
軽い認知症の父は、カラオケが大好き。
4月に入院するまでは、毎週土曜日に地域の老人会でやっている公民館でのカラオケに通っていました。
しかし、退院してからは、体は元気になったのに、尿管があることを恥ずかしがって、外にでようとしません。一日、食べて寝る以外は、テレビの前にぼうっと座っています。
今日、病院に行ったあと、父と二人で、牧野のうちの家で過ごしましたが、思いついて、パソコンで、カラオケ無料サイトを見つけて、父に「こんなのあるよ。」と見せてみました。
古い演歌ばかり。父が好きそうな、美空ひばりさんの曲名一覧を見せてみると、「へー、こんなんあるんや。」「知ってるのある?」と聞くと、「悲しき口笛」
「やってみようか。」とダウンロードしてみると、動画ではなく、電子音で、静止した歌詞カードが読めるだけです。
それでも、前奏が始まると歌いだします。
「聞こえにくい。もっと大きくならんのか?」「これで最大音量やわ。」
「もういい?」というと
今度は「りんご追分」といいます。
りんご追分を歌った後は、「悲しい酒」「川の流れのように」を歌って、疲れたのか終わり。
しばらく食事の用意をしていると、「さっきの曲、なんやったかな。また、カラオケ行かなな。」
「そうやね。今練習したしね。」
「『悲しい酒』と、『りんご追分』、えっとなんやったかな。」
「『川の流れのように』と『悲しき口笛』」
ついさっきのことを忘れてしまう父が、2曲ですが、ちゃんと歌った歌を覚えています。
食事を終えて、帰ろうとしていると、「さっきの曲なんやったかな?」とまた言います。
見ると、鉛筆を持って、書くものを探しています。
「カラオケ行ったら、何の曲か覚えてないから、探せないから。」
「じゃあ、いつもどうしてるの?」
「本見て、探したら思い出す。」
「そうか、『悲しい酒』と『りんご追分』『悲しき口笛』と『川の流れのように』」と、お皿を洗いながら4曲立て続けに言ったから、覚えてないかな?と思って、メモを見てみると、ちゃんと書いています。
父は、文字や言葉をどんどん忘れて行ってて、ここ半年位、書く事もしなくなっていたし、食事をしたことも忘れてしまう、食後に食前にしたことを覚えていて、自分から、聞くということも、なくなっていました。
それが、歌はすごい。たった数分歌っただけで、父の中の何かが動きだしたようです。
さっきも、「明日、カラオケの日やな。行かなな。」としっかりした顔で言い、別れてきました。
食べること、寝ること、生活することだけでは、人は元気に生きられない。好きなこと、楽しいこと、喜びを感じることを見つけることで、初めて元気で活力のある人生を送ることができる。そんなことを父を見ていて思いました。
今日、午前中は、子育てサロンのスタッフの一人、Mさんと7月サロンで製作するうちわの試作品作り。
うちの次男と同じ年の長男を筆頭に、小1まで、三人の男の子を育てているMさんは、元美容師。小物作りがお得意。とってもセンスが良いです。
100円均一で、フェルトのシール、キラキラのアクリル宝石のシール、クラフトテープなど、使えそうな素材をいろいろ買ってきて、さあ、キラキラデコうちわ試作開始。
7月から、うちの校区は地域のお祭りラッシュ。最近流行っているフリフリのフリル付きの子ども浴衣に似合うといいな作戦です。
忙しいお母さんたちは、浴衣をつくるのはとっても無理。でも、お母さんと子どもが一緒に作った浴衣に似合う手作りうちわをつくって。夏祭りに参加してくれたらとっても素敵!
というわけで、
①白紙のうちわに、フリルをはさんで布を両面から木工用ボンドで貼ります。←ここまでをスタッフが用意。
②後は、いろんな素材を使って、切ったり、貼ったりしてお母さんたち子供と一緒に自由に飾り付け。
シール付きのものは1歳児でも貼れます。
ほら、できあがり!ってこれはMさんと私の試作品。
やってみて思ったのは、うちわの骨に直接貼ってみたら、やわらかすぎてやりにくかったので、白紙を貼ったものの方が良いみたい。
木工用ボンドで、貼り付けたら布、紙はOK。100均のクラフトテープは粘着力が強いので、そのまま使えます。但し布柄によって、カントリー調になってしまいます。姫デコ風にはなりにくい。
今流行りのデコ風にするには、フェルトも牧歌的すぎるかも。リボンと、フリル、キラキラ宝石はやっぱり欠かせない。
100均ではフリルは100cm売りなので、枠を飾るだけで一人一本が精一杯。リボンはもっと高い。キラキラ宝石は大きな粒になるとやっぱり値が張ってくる。
課題満載!仕入れをかんがえなくっちゃ。