今日は、子育てサロンのクリスマスコンサートの本番。
小学校に、事前に教頭先生に電話し駐車スペースをお借りしていました。
こういう連携も大切です。
サロンから練習のために借りていた電子ピアノを、搬入しなくてはいけません。
カスタネットや鈴、タンバリン、太鼓は、子育て支援室から借りてきました。
絵本はGさんが昨日やってきて、一緒に仮製本。まだ、書き込みたいそうです。
22日にもするので、その時までもう一がんばりしてくれるそうです。
Yさんが、車まで荷物を運ぶお手伝いに来てくれました。本当にたすかります。
会館に着いたら、福祉委員役員の男性二人が手伝って、既に、机や椅子を片付けていてくれました。
Tさんももう来て、雑巾がけをしてくれています。今回は語りもしてくれるのですが。
おもちゃを出したり、壁面飾りをしているうちに、ピアノのTさんが到着。
音を出してみないことには、音量の調節がわかりません。
絵本を読むので、語りのTさんとの調整もしなくてはなりません。
立ち位置でもずいぶん音の通りが違います。
やってみると、やっぱり声がフルートの音に負けてしまいます。
真ん中、前に寄ってもらい、私はずっと下がります。
後の準備はお任せして、私とピアノTさんと、語りTさんは別室で着替えて待ちます。
語りのTさんは白いブラウスと、黒いロングドレスですが、クリスマスらしく、赤いサテン地のスカーフを首に巻いて白いコサージュで止めてもらい、真珠のネックレスをして華やかにしてもらいました。
私は、クリスマス用の赤いドレス。
いつもとは違う雰囲気を楽しんでもらう演出です。
サロンが始まり、Oさんのお名前、Y・Yさんの歌。のあと、音楽と絵本。
リハで調整した立ち位置ですると、子どもと語りの距離が縮まり、いい感じです。
絵本を指さしたり、音楽によって子どもの様子が変わります。
驚いたのはフォーレのドリーのMI-YA-OUの時、音楽に合わせて立ち上がって踊る子どもがいます。
現代の音楽で、少しわかりにくいとされている曲も子どもには関係ないようです。
アヴェマリアを演奏。薄い大きな布をみんなに渡して、音楽に合わせて揺らしてもらいます。
子どもたちは中に入ったり、振ったりしてあそびます。
これが大好きなこどもがいて、透ける布の中からお母さんを見たり、布を触って感触を楽しんだりしました。
後は、Tさんのピアノに合わせて、身体を動かしたり、手遊びをしたり、最後はみんな一緒に太鼓や鈴を演奏してもらい、大盛り上り。
演奏したくなっていたんですね。
本当にたのしかった。
何人の人がサロンに関わって、助けてくれたと思います?
こういうことをやっていて思うのは、提供できる幸福です。
提供される人よりも、多くを受け取っています。
場を豊かにしたり成長させることで、自分も豊かになり、成長します。
今日も、いろんな人に助けられて新しい発見がありました。
子どもたちのパワー、お母さん達の真摯さも見ました。
スタッフ同士の絶妙な連携もありました。他の機関の人、自分と直接関係なくても子どものために一肌脱いでくれる人がたくさんいるのです。
こういう場に関わることに誇りを覚えます。