音楽の喜び フルートとともに

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I先生マスタークラス

2018-03-12 19:24:01 | レクチャー、マスタークラス
土曜日はI先生のマスタークラスでした。
タファネル&ゴーベールの4番を、登りをスラーで下りをタンギングで。
先生の厳しい耳で音程、タンギング、滑らかさを細かなところまでチェック。

いつもながら、油汗がでます。

ガリボルディの歌わせる練習の3番。

初めのアウフタクトのアクセントは書いていなくても短く、次の拍頭の音はppで、入って降下に従ってクレッシェンド。
また、次のアウフタクトもアクセントで強く

同音の連続はスタカートで

スラーの後の8分音符も書いていなくてもスタカートで演奏しましょう。

下降音の最後の伸ばしはdim.で弱く。音程も高くならないように。

汚れている16分音符は、Fです。これは誤植です。

スラーで括られている2音は滑らかに、間にタップ音や、変な音が混じらないように、そして必ずdim.です。

隣同士の音の幅に気をつけて。

楽譜というのは、音楽の全てを記号で表しているわけではありません。
その時代に演奏されているスタイルを理解して、その文脈に沿った表現をしなくてはなりません。

といってその時代の音源や録音が残っているわけではありません。
では、どうやって知ることができるのか?

いろいろ書かれているものをあたるか、何人もの先達から伝えられてきたことを連綿と繋げていくしかないのです。

こうやって学べることは本当に幸運です❣️