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ガスパー ホヨスマスタークラス最後の曲は、ゴーベールのファンタジー。
まず、音の練習をしましょう。
4つの方法で音を出します。
1.表情無く、ppでハーモニクス無しで吹きます。
2.p dolceで、口の中に少し空間ができます。
3.口の中を大きくして口蓋に息を当てて、プリエをしながら、fで、閉じながら支えつきのdim. pを伸ばす。
4.プリエをして、しっかりfで伸ばす
※プリエ…バレエのポーズ、かかとをつけて、足のつま先を180度開き、ゆっくりと膝を曲げ両足を開いていく。
曲の冒頭、ピアノが音を出す前に息を吸っておきます。
3小節を1つのフレーズとして吹きましょう。
8小節目の16分音符はバイオリンの弓でボーイングするように
12小節目はf、次はppコントラストを十分に。
スケールの終わりに向かってクレッシェンド。
15小節目からのフレーズ、音の始めからビブラートをかけて、4分の6拍子からのリズム付点四分を8分音符で刻み、次の2分音符を3連符で刻む練習をしましょう。
16小節目の初めも同じように!付点2分音符は4分で刻み、つぎの小節の4分音符がいい加減にならないようにしましょう。
音が逃げないように、深みのあるビブラートで。
24.首の後ろをリラックスさせて、背中から音が出るように
30の16分音符はバイオリンの弓のように
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42espresivo
43も弓のように、
44下りの半音階pで、Sostenuto
55.からカラーを見つけて79からはダンス!
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147.オーケストラをイメージして、
154のfは口の中を大きくして
161ビブラートを忘れないで
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246 フルートの中に息を入れ過ぎないで
喉を開いて
最後の音は短く。
オクターブの音を交互に出す時には、口を動かさないように、3連符で交互に練習しましょう。
※sostenuto...音を十分に保持して、または、速度を抑え気味に
元はsostenere…支える、維持する、耐える、下から支えると言う意味がある。
ホヨス氏は全体を通して、何回もこのsostenutoという言葉を繰り返し言われました。
テンポが緩んだところ、スケール、ロングトーン、滑らかなアルペジオの部分、スタカートばかりのテンポの速いフレーズ。
下から支える、支えのある音でしっかり音を保持していう風に読み取るとわたしにはしっくりきました。