マスタークラスの後、またまた調整をお願いしました。
同じEキーを押さえたところの他のキーの隙間が広がってきました。
加えて、今回は左手のキーも隙間ができてきました。
楽器を預けて、お昼ご飯を食べようとスマホで探したら、楽器屋さんの道路を挟んで向かい側に良さそうなところがありました。JRの高架下ですが、緑が見えていい感じ。
今回は足が痛いので、近さ優先。
拾い物だったかも
パスタを一品と
スープ、パン、飲み物、サラダが食べ放題。1200円から、パスタのチョイスによって値段が変わります。
サラダは殆どレタスでしたが、パンは何種類もあって充実していました。
さて、ランチを食べても行ける足ではないので、すぐに楽器屋さんにUターン。
1時間待ち。
丁度、ヤマハの展示会をやっていたので、試奏してみました。
高い金のフルートも吹きましたが、今回は三本の木管フルートを試しました。
同じ木管の110万円。
カバードキーインライン、リングキー オフセットと、リングキー インライン。
意外にもこの三本の中では、カバードキーがいいです。
手作りですので、同じ商品でも当たり外れがあるのは当たり前です。
試奏していると、背中を叩く人が、
振り向いたらTさん。
「会えた、会えた!」とニコニコ笑っています。
「今日は何の用事ですか?」
「レッスンと、調整です。」と言うと「よう勉強するなぁ!」
「僕も調整。アルトフルート。ちょっと歪んでね。うまく入らない。」
見れば、頭部管と本体の接続部が歪んで入りにくそうです。
70代のTさんは人生でもフルートでも大先輩。
レッスンの相談にものってくださいます。
「ありがとうございます。前に教えてくださったこと役に立ってます。」と言うとくしゃくしゃと笑顔です。
「これ吹いてみる?」とご自分のフルートを差し出されました。
「日本に1つしかない。14Kに24Kのメッキしてもらったんや。」
吹きやすい!
音は良く飛んでいくのに、重厚感もあります。
「ええでしょ。」
本当に!
さっき気になったカバードの木管も聞いてもらいました。
「バイオリンとよく合わすんやったら、ええんとちゃう?でも、わしやったら、木管は、中古を買う。」
「何で言うたらな、割れる。」
「やっぱり?」
「うん。割れる。」
今回は断念。
欲しいなぁ!