今週末予定のI先生のマスタークラス、ピアノ合わせ、レッスンがウィルス禍で全てキャンセル。
静かな週末を迎えそうです。
ドビュッシーやショッカー三昧できそうです。
高いF#の音が出にくいと相談されることが多いです。
1) まず調整はうまくいっているかどうか疑ってみる。
F#は、指で直接押す以外のキーがたくさんあります。
フェルトのへたり具合が違うので少しでも隙間があると、鳴りにくかったり、他の音が鳴ったりします。
2)アンブシャーの位置を疑ってみる。
フルートという楽器はE F#が構造上、音のスポットが狭いです。
鳴りやすい音で構えてしまうと、幅が広いので、どこでも鳴ってしまいます。
構えにいろいろな 自分なりのバリエーションができてしまう ということです。
狭い、鳴りにくい音が鳴る位置で 構えるということは 楽器の持つ狭いスポットに 自分の方が 合わせないと 音は鳴らないということです。
そして一番ならない音に合わせるということは全ての他の音が楽にならせて、いい音がなる位置であるって言うことなのです。
このことはどの教則本や吹き方の本でも私は見たことがありません。
高いF# Eの良くなる位置を見つけて、そのアンブシャーで全ての音を吹くのです。
中音域も低音域も、忘れたら高いE吹いて思いだして。
3)後は慣れるために練習あるのみ!