ちょっと宣伝。赦してね。
7月4日(月)FMNHK 11:20〜
母 山口たきこ 三絃 箏本手で出演します。よかったら、聴いてくださいね。
昨日の空。車の中から撮ったのでイマイチですが、調べたら科学では光の線は「光芒」と言うそうです。
音楽で「ヤコブの梯子」と言えば、アルノルト シェーンベルク(1874-1951年)オーストリア=ハンガリー帝国ウィーン生まれ、アメリカ合衆国ロサンゼルス没
の書いたオラトリオがあります。
「ヤコブの梯子」
「天使の梯子」
は、通称みたいです。
音楽で「ヤコブの梯子」と言えば、アルノルト シェーンベルク(1874-1951年)オーストリア=ハンガリー帝国ウィーン生まれ、アメリカ合衆国ロサンゼルス没
の書いたオラトリオがあります。
シェーンベルクは、オーストリア=ハンガリー帝国に住むユダヤ人の靴屋の息子で、8歳でヴァイオリンを始めました。
15歳で父親が亡くなり、私立銀行に務めて家計を支えながら、夜間に音楽の勉強をします。
作品を発表すると前衛的過ぎてウィーンを追い出され、ベルリンに移り、ベルリン大学の教授になります。
その間、カトリックからプロテスタント、ナチス政権ができるとユダヤ教に改宗しています。
初めはブラームスに傾倒していましたが、ツェムリンスキーに師事すると、ワーグナーに傾倒、
1910年代に12音音楽を考えつきそれを使用した「ヤコブの梯子」を作曲しようとします。
1914-15年に台本を自ら書き、途中まで作曲したところで第一次世界大戦で召集され中断します。
終戦後1926年に再開しますが中断。
ナチスの手を逃れアメリカに亡命します。
1944年再び作曲を始めますが、スケッチや断片を残して1951年に亡くなります。
弟子のヴィンフリート ツィリヒが完成させ、1961年に初演されます。
12音技法は、半音を交えたオクダーブ内の12個の音を一通り使うまで、2回使わないという技法です。
こういう実験を、1900年代になると大勢の作曲家が始めます。
シェーンベルクが先鞭をつけ、最も有名ですが、ここまで来ると美しいという感覚にはいろいろあるなぁ。と言う感じです。
大量破壊兵器を持った人類の戦争の世紀の音楽としては、いろいろな意味で今までの枠の中でははかりきれないものが生まれるしかなかったのでは?と思いますがみなさんはどう思われるでしょうか?
ちょっと長いですが載せてみました。
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