土曜日、母と一緒に、ヘルマンハープのTさん、Kさんが、出演するヘルマンハープ「紬」とギター、ハンマーダルシマー「亀工房」のコンサートに行ってきました。
開場がここ。京都の法然院。
蹴上の駅から、急にうっそうとした森に入ってきたかと思うと、お寺の境内に。鎌倉時代、1206年法然が弟子たちと修行した場所だそうで、後鳥羽上皇の怒りを買って廃寺になっていたのを、1680年になって今の形に再興されましたそうです。窓の作りも美しいこの庭は、3種の銘椿の庭だそうです。見ごろは4.5月。
中庭も美しい。コンサートは方丈で、後ろは、お庭です。
夕暮れから始まったコンサートでは、初めはヒグラシのバックミュージック、後半は蛙の声、鹿威し(ししおどし)が合いの手で入るという、野趣たっぷりでハープや、ダルシマーのやさしい音がぴったりのいい風情でした。
ダルシマーはペルシャが起源で、ヨーロッパを経由し、中国にも、派生楽器があり。現在のダルシマーはアイルランド移民を通じてアメリカに伝わったものだそうです。88弦の弦を、木の棒に、皮を貼ったもので叩きます。
ヒーリングミュージック。こういう場所でのコンサートは特別な意味があります。
3.11のことをどの音楽家も考えています。
この美しい音色が、何かの支えとなる。そう、信じたいです。
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