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マ・メール・ロワ

2022-06-14 21:08:24 | 近代
シモツケソウはバラ科、日本固有種ですが、レッドリストに載っているそうです。

今日は、半年ぶりに子育てサロンでした。
たくさんの参加かあり、親子が楽しんでくれました。

マ・メール・ロワは、モーリス ラヴェル(1875-1937年)フランス共和国 シブール生まれ、フランス共和国パリ没


が「マザー グース」を題材にして作曲したピアノ4手連弾の組曲、それを題材にした管弦楽組曲と、バレエ音楽です。

連弾曲は、独身のラヴェルが友人のゴデブスキ夫妻の2人のこどもミミとジャンのために作曲され二人に献呈されました。

1908-1910年にかけて作曲。
ミミとジャンが、演奏するには難し過ぎたためジャンヌ ルルーとジュヌヴィエーヴ デュロニーにより初演されました。

第1曲 眠れる森の美女のパヴァーヌ(Pavane de la belle au bois dormant

4分の4拍子 Lent(ゆっくりと)
シャルル ペローの童話集『マ・メール・ロワ(マザーグース)』の「眠れる森の美女

第2曲 親指小僧(Petit Poucet
4分の2拍子 Très modéré(とても中庸に)


『マ・メール・ロワ』から「親指小僧」
愚鈍で成長しないと思われていた7人兄弟の末っ子親指小僧(親指サム)の物語。
飢饉で食べられない両親が子どもたち全員を森に捨てますが、末っ子の活躍で恐ろしい人食い鬼や、王の使いを無事にこなして生還するお話しです。
第3曲 パゴダの女王レドロネット(Laideronnette, impératrice des pagodes

4分の2拍子 Mouvement de marche(マーチのリズムで)
ドーノワ伯爵夫人マリー・カトリーヌ(1650年頃 - 1705年)の『緑の蛇』。
パゴダとは塔を意味し、そこに住む中国製の首振り陶器人形の物語。
レドロネットは王女ですが、生まれてすぐ魔法で醜い姿に変えられます。
ある日散策していると緑の蛇に出会います。蛇は「あなただけが不幸なのではない。」と言います。その後、流れてきた金の船に乗ると、美しい宮殿につき100体のパゴダ(陶器人形)に迎えられます。
彼らはくるみの殻で作ったリュート、アーモンドの殻のビオラを演奏します。
その後いろいろな試練の末に、レドロネットは美しい姿に戻り、緑の蛇も王子に戻り、2人は結婚し末永く幸せに暮らしました。

第4曲 美女と野獣の対話(Les entretiens de la belle et de la bête

4分の3拍子 Mouvement de Valse très modéré(とても中庸なワルツのリズムで)
マリー ルブランス ドーモン(1711年 - 1780年)の『子供の雑誌、道徳的な物語』からの美女と野獣に基づきます。

第5曲 妖精の園(Le jardin féerique
4分の3拍子 Lent et grave(ゆっくりと荘重に)

眠りの森の美女の一シーン。
眠っている美女に王子がキスをして、美女は目覚め、2人は結ばれます。




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