9月9日(土)- 9月10日(日)伊藤公一フルートセミナーに参加しています。滋賀県フィガロホール。
フルート講師は伊藤公一先生、ローナ・マギー先生、富久田晴彦先生の三人。
ピアノは水野久美先生、石橋尚子先生。
今日は、オープニングコンサートでローナ・マギー先生により
クライスラー、マギー編曲「ハフナーセレナード ロンド」K.250 モーツァルト作曲
ブルガリアの作曲家 ヴァスクスの「アリアとダンス」
ヴィドールの「フィレンツェ組曲」
一曲目の「ハフナー セレナード」K250は父レオポルトと親交のあった元ザルツブルク市長ジークムント・ハフナーの娘マリア・エリーザベト(Maria Elisabeth, 1753~1781)がフランツ・クサーヴァー・シュペート(Franz Xaver Anton Späth, 1750~1808)とこの年の7月に結婚することになり、その婚礼前夜(21日)の祝宴のために、行進曲ニ長調 K.249 とともに作曲されました。
そのため「ハフナー・セレナーデ」と呼ばれています。 このセレナードと行進曲の自筆譜には父レオポルトによって作曲の目的と時期が明記されています。
ザルツブルク宮廷顧問官のシーデンホーフェンは日記に「7月21日、食後に私は婚礼の演奏を聴きに行った。 これは子息のハフナー氏が妹のリゼルのために作らせたものだ。モーツァルトの作曲で、ロレート教会の庭園
ミラベル庭園
で演奏された」と記しています。
で演奏された」と記しています。
ハフナー セレナードK.250 (248b)
1 Allegro maestoso - Allegro molto ニ長調 4/4 - 2/2
2 Andante ト長調 3/4
3 Menuetto ト短調 3/4 トリオはト長調
4 Allegro ト長調 2/4 ロンド
5 Menuetto galante ニ長調 3/4 トリオはニ短調
6 Andante イ長調 2/4
7 Menuetto ニ長調 3/4 トリオが2つあり、ト長調とニ長調
7 Adagio - Allegro assai ニ長調 4/4 - 3/8
この曲の第4楽章「ロンド」はクライスラーによってヴァイオリンとピアノに編曲されています。それをフルートに編曲、演奏されましたが、今日のところはヴァイオリンで…。
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