今年元旦、母と姪、次男と私で初詣に行った片埜神社です。
枚方市、京阪牧野駅から、徒歩8分。家から一番近い神社です。
垂仁天皇の御代に野見宿禰(のみのすくね)によって、建てられたそうです。垂仁天皇は、BC29年~70年)。後に聖徳太子の願いによって帝釈天と四天王を祀り、神仏混淆となりました。
後に、延長5年(928年)に延喜式にも登場し、天徳4年(960年)には、野見宿禰の末裔菅原道真を祭っています。
とても大きな敷地を持っていましたが、鎌倉、室町に戦火に見舞われ宝物なども焼失してしまいました。
天正11年(1583年)秀吉によって大阪城の鬼門鎮護のための神社として修築されます。慶長7年(1612年)秀頼によって本殿などを増築し、この時の社殿が今残っているもので、重要文化財に指定されています。
明治時代まで、敷地内にあった誓願寺には、四天王、帝釈天などが祀られていましたが、明治政府の神仏分離により、誓願寺は廃寺に、神社の北にある青岸寺に仏像は預けられ現在に至っています。
茅の輪をくぐれば、半年の汚れが浄化されるといいます。
多くの社殿があったのは、過去のこと、そう広くないやしろですが、地元の人を中心に大勢の人が初詣に訪れ、1日4時過ぎだったにも関わらず、列にならんで50分待ち。
ようやく、お参りすることができました。
女子率が高いので、並んでいる間中、おしゃべりに熱中。こういう状況に、あまり慣れていない次男は、少し辟易気味でしたが。
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