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ブラームスの恋の歌

2023-05-11 21:00:00 | ロマン派
牧野駅前の花壇です。岡山さんを迎えに行く時に撮りました。

こちらは子育てサロンに行く道の民家。
白薔薇と赤い薔薇。


丹精された薔薇が見事です。
オレンジも

ピンクと黄色も



見上げると電線にイソヒヨドリがとまっていました。

遠すぎてわからない…。

ムムム…。
これです。
気温か上がり下がりしますが、いい季節になってきました。
イソヒヨドリも恋の季節。

ヨハネス ブラームス(1833-1897年)自由ハンザ都市ハンブルク生まれ、オーストリア=ハンガリー帝国ウィーン没

の5つの歌op71は1877年に出版されました。
44歳のブラームス。

1853年20歳でクララ シューマンに会い、1854年シューマンの自殺未遂事件以来、一家の世話をやきます。

シューマンとクララ
1856年シューマンが亡くなっても.クララとの親交は続きます。

1858年25歳アガーテ フォン シーボルトと婚約しますが、婚約破棄をします。
1865年母が亡くなり、1872年父が亡くなります。
ドイツレクイエムや、交響曲第1、2番を完成し、人気もでます。

しかし、ブラームスは生涯独身で通しました。

「5つの歌」op71はすべて恋の歌です。

1.春は優しい恋の季節
民謡調で羊飼い娘の恋の歌を歌っています。ハインリッヒ ハイネ(1797〜1856年)


2.月に寄せて
月に向かって自分の恋の苦しさを歌い相手に思いを伝えてほしいと歌います。カール ヨセフ ジムロック(1802-1876年)


3.ひめごと
春のそよ風に、春の黄昏に噂をしているのかと尋ねます。
カール カンデイドゥス(1817-1872年)牧師で詩人

4.私に行ってほしいの?
前半の激しい音楽は外の夜の吹雪を, 最後の明るい音楽は彼女の腕の中で感じる幸せを描写しています。
カール フォン レムケ(1831-1913年)

5.恋の歌
恋人が一緒にいるとすべてが明るく輝いて見え, いないところでは花さえも萎んで見える, という歌. 一見民謡調の明るい音楽です。
ルートヴィヒ ヘンリク ヘルティ(1748-1776年)ハノーファー出身

第5番「恋の歌」の歌詞
いっそう心地よく鳥が歌を響かせるのは、
ぼくの若い心を乗っ取ってしまった
天使のように清らかなあの人が
林を歩き回る時。

谷や野の花々が赤みを増し、
芝の青さが濃くなるのは、
ぼくの彼女の指が
五月の花々を摘んだ場所。

彼女がいなければすべて死んだも同然、
草花は枯れはて
春の夕映えは
もはやぼくにとって美しくもうれしくもない。

いとしい、愛する女(ひと)よ、
決して離れないでおくれ、
ぼくの心が、この野原のように、
歓びに花開くように!








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2 コメント

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イソヒヨドリ (takan32)
2023-05-11 19:08:08
久米さんへ、イソヒヨドリは大きく、きれいな鳴き声ですね。
イソ---というくらいで、日本では海辺の近くにいた鳥なのですが、だんだん、都市部や住宅街にも生息域を広げてきました。
↓ 日本気象協会の解説
https://tenki.jp/suppl/kous4/2019/11/27/29567.html
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Unknown (m-fluteangel16)
2023-05-13 22:02:32
@takan32 さん、イソヒヨドリの情報ありがとうございます。
数年前からこの辺りでも時々見るようになりました。
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