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南野香代子リサイタル ピアノ水野久美

2018-01-18 21:34:52 | コンサート
豊中市立文化芸術センター小ホールで、南野香代子さんのリサイタルに来ました。

ピアノは水野久美先生。


カプレの「夢と小さなワルツ」
繊細で優しい曲。
作曲家で指揮者。
ドビュッシーと同時代人で、ドビュッシーの曲のほとんどはカプレによって初演されましたが、第一次大戦中に毒ガスを吸って神経を侵され亡くなったそうです。

ゴーベールのフルートソナタ第3番
今日会場に来ていたフルーティスト、私が知っているだけで、2人がこの曲を目当てに来ていました。
私も大好きなゴーベール。

リーバーマンは、1961年生まれ、ご存命の作曲家。
現代曲といえば、難解と思われますが、調性を比較的安定させて、超絶技巧ですが、明解な美しい曲想で、人気があります。

ベッリーニの歌劇ノルマより「清らかな女神よ」
南野さんの編曲、唯一のオペラの編曲ものです。
正統な声楽曲を吹ききって、美しかったです。

メラニー ボニス
フルートソナタ
忘れられていた近代の女性作曲家。
私も初めて知りました。
同窓生にドビュッシーがいて、サン=サーンスがもてはやされた後期ロマン派の作曲家だそうです。
音楽院に在学中、歌唱科のエティックと恋に落ち退学させられます。
その後、無理やり資産家と結婚。3人の子を産みますが、エティックとも繋がりがあり、隠し子もいたそうです。

バルトークのハンガリー農民組曲
バルトークは、ハンガリーの民族舞踊の曲を収集していました。
その中のピアノ曲「15のハンガリー農民歌」をアルマが、ランパルのためにフルートに編曲した曲です。

最後のアンコールはドビュッシーの美しい夕暮れ

リサイタルは緊張するものですが、抜群の安定感、水野久美さんのピアノの支えも素晴らしく、楽しい演奏会でした。


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