御堂筋の植込みの百日紅(さるすべり)矮性で、這うように花をつけます。
能楽師の世界について能楽師の安田登さんが「疲れない身体をつくる「和」の身体作法ー能に学ぶ深層筋エクササイズ」で次のように語っています。
「高齢といわれる能楽師の方々が、みなさん現役で舞台を勤めているのを目の当たりにし、度肝を抜かれました。高齢でも続けていられる、ではなく、高齢になったからこそ円熟の舞台が実現できる。そこでは若いということは、恥ですらあるのです。
年を取れば取るほど尊敬され、そして死ぬまで現役であり続け、最後は家の畳の上で家族に見守れながら逝くというのが昔の日本人の生活様式でした。年を取っているというだけで白眼視され、まだまだ働けるのに60歳で定年退職に追いやられ、そして最後は病院の冷たいベッドの上で無数の器械に囲まれて死ぬ現代日本人の生活とは全く違います。
そこには死ぬまで現役を続けられるという日本人の身体作法と、それを実現する生活様式があったのです。」
「人はあたらしいことを創(はじめ)ることを忘れない限り、いつまでも若い。」マルチン・ブーバー
年を取れば取るほど円熟の舞台。なかなか、難しいことですが、これでいいんだと自分に満足することなく、いつまでも自分を変える勇気を持ち続けようと決めています。
人生は楽しいレッスンの毎日です。
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