聴き合い会にオーケストラで出会ったクラリネット吹きさんを誘ったら、「やりたい!」と言うことです。
を誘ったらこちらも快いお返事で、3人でトリオをすることにしました。
1870年代フォーレ
フォーレとピアノを弾くロンバール夫人、
「何を吹きたい?」と聞くと「久米さんと合奏したい。」うれしいことを言ってくれます。
前回聴き合い会に来てくださったピアニストさん
を誘ったらこちらも快いお返事で、3人でトリオをすることにしました。
imslp(楽譜インターネット図書館)で楽譜を探したら、フルート、クラリネット、ピアノのトリオは数が少なくあまり選べませんでした。
編曲ものでフォーレの組曲「ドリー」から楽譜のあった3曲を選びました。
そして初合わせ。
お茶を飲んで、お菓子を食べてスタート。
クラリネット…いい音です。合わせも楽しかったです。
ガブリエル フォーレ(1845-1924年)フランス王国パミエ生まれ、フランス共和国パリ没
1870年代フォーレ
『ドリー』(Dolly)作品56は、ガブリエル・フォーレが作曲したピアノ連弾のための6曲からなる組曲です。
フォーレが妻のマリーを通じて親しくなった銀行家で正式な夫シズスモン・バルダックの妻エンマ・バルダック(1862-1934年)
(後年のドビュッシー夫人)。
彼女の娘で、1892年に生まれたエレーヌの誕生日祝いに毎年曲を贈っていました。
その曲を中心に編まれたのが組曲「ドリー」です。
タイトルの「ドリー」というのはエレーヌの愛称で、フォーレはこの曲集をレジーナ=エレーヌ バルダック(1892-1935年)に献呈しています。
フォーレとピアノを弾くロンバール夫人、
1913年にルガーノ湖畔のトレヴァーノで、作曲家が主人と女主人の娘である若いロンバール嬢のプリモに第2番を演奏しているところです。フォーレはよく子どもたちと演奏しています。
1898年にアルフレッド・コルトーとエドゥアール・リスラーの連弾によって初演され、翌年には初演者コルトー
の手によるピアノ独奏版が、1906年にはアンリ・ラボーによる管弦楽編曲版が出版され、原曲に加え編曲版も有名になっています。
現在もいろいろな楽器に編曲されている人気の演目です。
フォーレとエンマの関係は友人と言うよりも愛人関係だったらしく、実はエレーヌもフォーレの子ではないかという説も強く語られています。
6つの曲で構成されています。
組曲「ドリー」
第1曲 子守歌(Berceuse)
1864年友人の娘スザンヌ・ガルニエのために書かれました。この曲のみ先行して1894年に単独で出版されています。
第2曲 ミ・ア・ウ(mi-a-ou)
1894年にエレーヌの2歳を祝う作品として作曲されました。
フォーレが元々与えたタイトルは「ムシュー・アウル(Messieu Aoul!)」で、エレーヌが兄のラウルを呼ぶ時に、幼児だったのでミアウと呼んだのをおもしろかってつけました。
ところが出版社のジュリー アメルがが猫の鳴き声を示すこの名前をつけました。
第3曲 ドリーの庭(Le jardin de Dolly)
1895年作曲。エレーヌ3歳の誕生日に贈られました。
自作のヴァイオリン・ソナタ第1番から最終楽章の主題が引用されています。
第4曲 キティー・ヴァルス(Kitty-valse)
1896年作曲。エレーヌ4歳の誕生日に贈られました。
これもジュリー アメルがタイトルを付けました。
フォーレが元々与えたタイトルは「ケティ・ヴァルス(Ketty Valse)」。
ケティとはラウルの飼い犬です。
第5曲 優しさ(Tendresse)
1896年に作曲された「テンドレス」は、もともと音楽出版者の妻アデラ・マディソンに捧げられました。
第6曲 スペインの踊り(Le pas espagnol)
組曲はスペイン舞曲で終わります。
これはフォーレの友人エマニュエル・シャブリエのスペイン風の、生き生きとした絵画的な情景描写です。
フルート、クラリネット、ピアノによる組曲「ドリー」
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