月曜朝は、自宅でチェロの斉藤千秋さんとピアノの坂田恭子さんとビゼー「カルメン」編曲版の合わせをしました。
アラゴン王国
早目に来た坂田さんとドップラーの「ハンガリー田園幻想曲」を練習していると斉藤さんも早目に出たようで、早目に着きました。
お茶を入れようとすると「お茶はいいから、先に早く合わせましょう。」と斉藤さん。
まじめな方です。
カルメンの「アラゴネーズ」「アルカラの竜騎兵」「間奏曲」「ジプシーの踊り」をフルート、バスーン、ピアノのために編曲したものをフルート、チェロ、ピアノで演奏しようと言うのです。ビゼー
バスーンをチェロで。というと全く違うように思いましたが、音域が、同じという事もあってあまり違和感が無いです。
アルカラの竜騎兵などは、ピチカートを使うのがなかなかいいです。
一通り演奏したら落ち着いたのか「お茶を飲んでからやってもいいですか?」と聞くと「はい。」ということでようやくティータイムになりました。
お茶の後は「こんな楽譜を持ってきたけれど…。」と斉藤さんご持参のヴァイオリン、チェロ、ピアノのための小曲集を出されて、シューマン「トロイメライ」シューベルトの「子守唄」、マスカーニの「カヴァレリア ルスティカーナの間奏曲」などを初見で合わせました。
楽しかった!
ジョルジュ ビゼー(1838-1875年)フランス王国パリ生まれ、フランス共和国プージヴァル没
作曲のオペラ『カルメン』は、プロスペル・メリメの小説『カルメン』を元に、アンリ・メイヤックとリュドヴィク・アレヴィがリブレット(台本)を作り、ビゼーが作曲した4幕もののオペラです。
音楽(歌)の間をレチタティーヴォではなくメロディのない台詞でつないでいくオペラ・コミック様式で書かれていました。
1875年3月3日、パリのオペラ=コミック座で初演されました。
「アラゴネーズ」は第4幕への間奏曲の後に演奏される曲で、
スペインの地方である「アラゴンのダンス」です。
アラゴン王国
アラゴンとは1035年に起源を持つアラゴン王国から始まる地域でイスラム教の影響が残る地域です。
オペラ「カルメン」ではこのあと第4幕の幕が上がり、お祭りが始まり物売りの声が響き、観客たちが待ち受ける中、闘牛士たちが入場してきます。
祭りの喧騒や闘牛士エスカミーリョに惹きつけられるカルメンに、捨てられたホセが悲劇を起こします。
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