音楽の喜び フルートとともに

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沖縄の文化と歴史に音楽の意味を考える

2017-08-17 20:40:15 | 紀行

今朝6:30の海。

沖縄ソバを食べて、出発。

世界遺産 斎場御嶽、サイファウタキへ。

海を見下ろす、ハイビスカスの咲く道を行くと

密林へ、
聞得大王 キコエノオオキミが、琉球王国の平安を祈った場所です。

身を清め、

人間の国と、神の国を隔てる巨石の下をくぐり、

遠くに見える久高島の向こうにある神の国に祈りを捧げます。

沖縄には沖縄の文化と伝統があります。


ウージ染め、とうもろこしで染めた糸を織り機でおりました。

奧武島

瀬長島

平和記念館で、「沖縄の珍妙な名前を禁止し、和名に改正せよ」と報じる新聞。

蛍の光の4番、5番に国威発揚の歌詞をあて、教育の名の下による押し付け。

音楽で何をしたいのか?
音楽の意味とは何なのか?

心を開き、自分の目と耳で大きく世界を見ていくことが、音楽家には大切だと感じました。

沖縄 猿人の湯

2017-08-16 21:34:08 | 紀行

今週からお盆休みです。
次男を置いて、一人で伊丹空港から飛行機に乗りました。

ANA767便。ちょっと雲がち。

隣には小学生と幼稚園の姉妹。通路を挟んだ3人席には、男の赤ちゃんと両親。
面倒を見る気満々でしたが、2人ともとってもいい子で、そして、通路を隔ててお父さんが手をかけていて、全くアテが外れました。

飛行機が着いて、お母さんが「すみません。」とおっしゃったので、「いいえ、全然。いい子たちですね。」と応えました。

さて、飛行機が着いて、「着きました。とこですか?」とLINE。
「荷物回収の5番。」

東京から直行の夫と合流。

沖縄の空です!


レンタカーを借りて、南城市 ユインチホテルへ、遅遅からの出発だったので今日はホテルの温泉に入って、

食べて

泡盛…夫ですが


猿人の湯。
いいお湯でした!
本温泉水は、地底2,119m~1,500mの約500万年前(新生代新第三紀・鮮新世)と約5,400万年前(古第三紀始新世)の異なる時代の地層から湧出したものが地上に上がるまでに自然にブレンドされたものです。
最古の人類である猿人の一種アルディピテクス・ラミダスが生まれた頃の太古の化石海水が含まれています。

現在の一般海水の8割の塩分量が示されていますが、美肌効果にも関連があるといわれるメタケイ酸やカルシウム、ヨー素、鉄や栄養塩類が多く含まれるなど海水とは全く異なる性質もあります。そこで「猿人の湯」と名付けられ、キャラクター愛称の「アルピー」はアルディピテクスに由来しています。

ピッコロ教則本

2017-08-15 22:14:22 | フルートレッスン

ピッコロ教則本が着きました。
アマゾンで2週間あまりできました。

トレヴァー ワイとパトリカ モリス共著
Novello社
A Piccolo practice book

初心者向けのデイリースタディのようなものを期待していたのですが…

オーケストラスタディでした。
残念。

使えないわけではありません。むしろ真っ当な教則本です。

しかし、初心者に使うには専門的過ぎるし、組織立っていないので、他を探さなくては!

困ったなぁ。
ピッコロの教則本心当たりはなくはないですが、高い!
フルートの教則本で済ます人が多いのか、普及価格になりません。

こう高いと、ちゃんと中身を確認してから買いたいので、ネットでは買えません。

今度梅田に行ったら見てみようと思います。

琵琶湖博物館のお風呂

2017-08-14 23:38:33 | 日記

お盆は、琵琶湖。
次男が今年は1週間しかいられないので、「行きたいところあるか?」と夫。
「琵琶湖博物館。」
「前に行ったか。リニューアルしてからはまだか。」
「リニューアルできたんだったら行きたいな。」
で、琵琶湖博物館に行きました。


カヌー練習中。

琵琶湖博物館は淡水魚なので、地味です。

水槽の中はモロコやタナゴなので、色はあまりありません。


その中でオイカワのオスはカラフルです。

メスも地味ながら、黄色と赤っぽい虹色が少し。


水の中の光の反射が美しいです。
水のきれいなところにしか住みません。
タナゴ、ニゴロブナ、レッドデータに載っている魚ばかりです。


水の中のカワウを見られるのも、衝撃です。
動きが早くてピンぼけですが、水底を探し回って、

巣の材料を咥えて、地上のメスに届けます。

バイカル湖のエビはカラフル。

サメもいます。
私がすごく気になっていたのは、琵琶湖の側に住む家の復元展示。
無くなってしまったのではないか?ととても心配でした。


馴染んでいる父子がいますが、ここではなくて、

この黒光りしたお風呂。
この品を寄贈したおぱあさんが、毎日毎日何十年も磨きながら使い続けたそうです。

数年前にこの樽を、初めて見た時、すごい衝撃を受けました。

モノは古くなると悪くなる、新品の方がいい。
しかも、アンティークにもならないような日常の生活を支える道具。
その道具が確実に新品よりも美しいに違いないのです。

毎日使い続けて、磨き続けることでこんなにも美しく、優雅で奥深い味わいのある道具となっています。

音楽も優雅になるまで、磨き続けたい❣️





大人のレッスン

2017-08-11 20:49:32 | フルートレッスン

セブンイレブンのティラミスアイス。
Gさんが昨日持ってきてくれました。

小さな氷粒も入っていて、濃厚な割に爽やかな味わいです。

お盆の連休が始まりましたが、今朝はレッスン。
Mさんは、会社員ですが、自転車と卓球が趣味で、松井山手まで3キロを自転車で通ってくれています。

うちに来るまでに10年以上のフルートキャリアがあります。

アルテの1巻をやり直し、15課の音階とガリボルデイのBdurに取り組んでいます。

15課というと、スケールの練習。
一音ずつ根気よくロングトーンをされていると本当に音がよくなってきました。

音の入りも丁寧に、ゆっくりクレッシェンド、ヴィブラートも均等に、デュミニエンドも丁寧に、音が消えるまでヴィブラートを均等にかけます。

高音がかすれてしまうのは、つい力が唇に入ってしまうので、思ったように息がはけていないのと、音が出るポイントにうまくあたっていないせいです。

力を抜いて、口の奥の方を開くように、そして、音の出るポイントを確かめてもらいました。

身体ができている人は、使い方もうまいです。

これだけで、音が飛んで行きます。

ハードなビジネスマンですが、時間をうまく使われてどんどん上達されています。

第18回日本フルートコンヴェンション 川崎

2017-08-10 20:49:53 | 音楽

今年はコンヴェンションイヤーです。
8月17日から20日まで、昭和音楽大学とミューザ川崎で行われます。


日本フルート協会主催。
この協会は、1966年吉田雅夫さんを中心に日本唯一のフルート専門家、愛好家の交流団体として発足。
以来、フルートのコンヴェンション、フェスティバル、サマースクール、国際交流を行なっています。

コンヴェンションは、2年に一度日本全国のフルートを楽しむ人たちが集うフルートの祭典です。

フルート、ピッコロなどによるソロやアンサンブルのコンクール。

今年の招待フルーティストは、ネド マクガウェン、フェリックス レングリ、ジュリエット ユレル、カール ハインツ、カルラ リース、ゲルゲイ イッツェーシュ、エヴァ アムスラー、ペーター ヴェルホイエン、ヤン デ ウィンネ 、ブノワ フロマンジユ、エミリー バイノン。
台湾フェスティバルフルートアンサンブル、コリア音楽協会。

もちろん、日本のトップフルーティストによるコンサートもあります。

マスタークラスや、レクチャー。
今年は丹下聡子さんの「アルテスのフルート教本ー導音のための指使いがあるのはなぜか?」
高野成之さんの「フルートのもしかしたら未来?」
有田正広さんの「モーツァルトを中心とした古典派音楽について」
「テオバルト ベームの功績とその生涯」ルートヴィヒ ベームさん
「現代フルートの創始者テオバルト ベームの子孫が語る」

ゲルゲイ イッツェーシュさんによるワークショップ「特殊奏法で遊ぼう〜フルートの可能性を探る〜」


国内屈指の楽器店によるショーケースもコンサートや、レクチャーがあって楽しみです。
また、後夜祭では、日航ホテルで憧れのフルーティストと食事をしながら歓談できるかも。

プロもアマチュアもフルートを愛する人なら誰でも参加できます。この夏はぜひ参加してみては?

美しい音を求めて

2017-08-09 20:54:22 | 楽器アクセサリー

今朝は松井山手徒歩5分の実家でレッスンでした。
行ってみると母が、お箏の爪を整備中でした。

お箏の爪は象牙と革と紙でできていて、親指、人差し指、中指の三本の指にはめて、長方形の角を使って弦を爪弾きます。

象牙は、ワシントン条約で輸入禁止になっているので、国内にあるものだけで回っています。
もう入ってこないので、年々代金が上がってきています。

この爪の厚みも音に関係があって、母は楽器屋さんに削ってもらっていたそうですが、職人さんが亡くなってしまい、今では削れる人はいないそうです。


指にはめる輪は、革と紙でできていて、指にそって形が緩やかに変わります。

爪は弾くと、磨耗して徐々に形が変わってくるので、弾き易いものを組み替えている所です。

象牙を輪に入れてボンドでくっつけて、出来上がりです。

和楽器奏者も洋楽器奏者も自分なりの音を追求する姿勢に変わりはありません。


幼児のレッスン リズム遊びとラシド

2017-08-08 19:49:25 | フルートレッスン

台風一過。
爪痕を残していきましたが、みなさんの所ではいかがでしたか?

今日は、5歳のRさんとミュージックマインドゲームを使って遊びながら、リズム記号を身体で覚えました。

4分音符に始まって、3連符、16分音符、全休符、2分休符、4分休符と、
付点8分と16分音符まで、歌と手話を使うと、三回しかレッスンしていないのに、もうほとんど覚えていて2回しか間違えません。

ピッコロのCの音で、リズムカードと同じリズムを吹くのも完璧です。

今日は大譜表をだして、五線の中のドと吹いている音を繋げました。

シとラまで今日は譜表の上にマジック音符を載せて、その音を吹いてみました。

時間になったので「片付けようか?」というと、「いやー。」と言うので「そうなの?じゃあうれしい、先生が片付けるね。」と、磁石のついたスティックでさっとマジック音符を片付けると、「私がやるー!」

「片付けたからもういいよ。」
「もう一回。」
「じゃあ、もう1回だけね。ラシドの上に乗せてみて。」
また、Rさん.ちゃんと乗せました。
それからスティックで。

「もう1回。」
「もうおしまい。」
「もう1回。」
「じゃあ、もう1回だけね。」
今日も楽しい時間はあっという間に終わってしまいました。



動物ぽんぽん本番

2017-08-07 20:39:18 | 手作り

日曜日は、地元小学校で子育てサロンのスタッフで動物ぽんぽん作り本番でした。

準備万端、それぞれ担当の動物を教えるため、Yさんは3日前に来て「練習するから、道具貸してね。」と、やってきました。

OさんIさんは、「レクチャーしてね。」と申し出があり、Yさん.Mさんも仕事が忙しい中、来てくれました。
その上のYさんは練習。

私も前日、品数が足らず買えていなかった目玉を買い足し本番。


ひつじ

あおむしくんは1年男子。
難しい色混ぜも根気よくがんばりました。


中3、受験生だって楽しんでいきました。

小3.4年女子たちのトリは、名作揃い




「あー!楽しかった!」と言い置いて帰っていきました。

夏休みのレッスン

2017-08-04 22:09:22 | フルートレッスン

実家松井山手駅徒歩5分のレッスン場です。
夏休みなので3時から中学2年のBさんが来ました。

平日はいつも暗くなってから来るので、部屋の様子が違います。


部屋に射し込む光が違います。

毎日、部活でがんばっているので、練習する時間はあまりないはずですが、元気に通ってくれています。

アルテの課題も段々難しくなってきましたが、音質、持ち方の改造に取り組み成果が上がってきました。

ブラスのコンクールも終わり、クラッシックの名曲のゴセックのガボットにも取り組んでいます。

今度は、部内でピッコロのオーディションがあって、選ばれたそうです。
10月からは、ピッコロでレッスンします。
目がキラキラしています👍