お盆は、琵琶湖。
次男が今年は1週間しかいられないので、「行きたいところあるか?」と夫。
「琵琶湖博物館。」
「前に行ったか。リニューアルしてからはまだか。」
「リニューアルできたんだったら行きたいな。」
で、琵琶湖博物館に行きました。
カヌー練習中。
琵琶湖博物館は淡水魚なので、地味です。
水槽の中はモロコやタナゴなので、色はあまりありません。
その中でオイカワのオスはカラフルです。
メスも地味ながら、黄色と赤っぽい虹色が少し。
水の中の光の反射が美しいです。
水のきれいなところにしか住みません。
タナゴ、ニゴロブナ、レッドデータに載っている魚ばかりです。
水の中のカワウを見られるのも、衝撃です。
動きが早くてピンぼけですが、水底を探し回って、
巣の材料を咥えて、地上のメスに届けます。
バイカル湖のエビはカラフル。
サメもいます。
私がすごく気になっていたのは、琵琶湖の側に住む家の復元展示。
無くなってしまったのではないか?ととても心配でした。
馴染んでいる父子がいますが、ここではなくて、
この黒光りしたお風呂。
この品を寄贈したおぱあさんが、毎日毎日何十年も磨きながら使い続けたそうです。
数年前にこの樽を、初めて見た時、すごい衝撃を受けました。
モノは古くなると悪くなる、新品の方がいい。
しかも、アンティークにもならないような日常の生活を支える道具。
その道具が確実に新品よりも美しいに違いないのです。
毎日使い続けて、磨き続けることでこんなにも美しく、優雅で奥深い味わいのある道具となっています。
音楽も優雅になるまで、磨き続けたい❣️