音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

フォローアップミュージックマインドゲームズ

2017-10-17 21:01:21 | フルートレッスン
月曜日には、ミュージックマインドゲームズのフォローアップに行ってきました。
北巽のれんげ会館。
40年前にアメリカでMichiko Yurkoによって開発された楽典を学ぶものです。

工夫された教材を使って、楽しくゲームをしながら学びます。


一度受講して、覚えたつもりになっていても、細かい所で抜けていたり、勘違いして覚えていたりしてフォローアップは、気づきの連続でした。


おいしいお弁当もとってもらってみんなで、おしゃべりしながら食べました。

幼児教育の充実しているピアノの先生たちが多い集まりで、いろいろな教え方のヒントや方法をたくさん聴けました。

今日、早速実践してみました。

年長さんのRさん。
ドレミを譜表に並べていますが、うまく並べられません。
線の上の音符と線の中の音符の違いがよくわからないようです。

さて、ゲームの始まりです。
マジック音符を譜表の上にバラバラっとひとつかみ巻きます。

線の中の音符だけを残して他はよけていきます。
残った音符が多い方が勝ち。相手は私です。

やってみたら、Rさんの勝ち!
金メダルをもらって大喜び。

3回ね。と言っても終わらない。
「もっとやる!」
ですが、片付けて、もう一度、ドレミを並べてもらうと、

今度は、正確にドレミを譜表の上に並べることができました。

そして、
ピッコロを持って、ドシラソファミレと、楽譜を追って吹くこともできました。

ミの音の右手の薬指だけをあげることができなかったのですが、お弁当の時間に教えてもらった綿棒を挟む方法を試してみると、大成功❣️

Rさん、できなくって自信がなくなっていたのが、見る見るうちに復活!
元気に帰って行きました。

学びあった仲間に感謝です❤️

ミュージック マインド ゲームズ
https://www.musicmindgames.com/

南村潤チェロリサイタルとプロムナードコンサート

2017-10-16 22:56:11 | コンサート

土曜日の夜は南村潤さんのチェロリサイタルに行きました。
北浜のヒビキミュージックサロン。

フルートは、いつも主に高音部を担当しているので低音楽器に対する憧れがあります。
バッハの無伴奏チェロ組曲は、フルート編曲版がありますが、やっぱりチェロがいいです。
バッハ、ヴィオラ ダ ガンバソナタの3番。やっぱり渋いです。
重厚なチェロの響きが素敵です。



メンデルスゾーンの、チェロソナタの2番は、打って変わってドラマティックで、情熱的!
アンコールは、フォーレのドリーの子守唄。昨年絵本につけてさんざんやりましたが、チェロでやったら子どもが熟睡してくれそうでした。

日曜日は、従姉妹の息子新竜馬くんの出演する
京都市立芸大卒業生によるプロムナードコンサートに母を連れて、門真市立文化会館ルミエールホール二階、レセプションホールに行きました。

クラリネットを吹いている新竜馬は従姉妹の子どもです。

従姉妹は、子どものころ、近所に住んでいたので、よく遊んで妹の1人のように思っていましたが、いつまでも小さな女の子のように思っていました。
が、実際には結婚して子どもを育てていたのでした。あたりまえやん!!

このかわいい従姉妹の息子は、クラリネットが好きで、とうとう京芸を卒業、今は富山県で、桐朋オーケストラアカデミーでオーケストラの勉強をしながら、プロへの道を探っています。

富山県から、今日だけこのコンサートに出演するので、戻ってきました。

ライネッケのクラリネットとホルン、ピアノのための三重奏。
ライネッケと言えばフルートコンチェルトやバラードなどしか知りませんでしたが、ロマンティックないい曲でした。
竜馬くんのがんばっている姿が見れて、楽しかった。

他には、声楽、ピアノ独奏、大先輩によるクラリネットとヴィオラ、ピアノによるライネッケのトリオがもう一曲。

どの演奏も聞き応えがありました。



私も土曜日の昼間は合わせ練習。

10月22日13時から光明寺「お寺でライブ」無料 当日ご寄付頂ければ、ユニセフに全額寄付されます。
フルート2本電子ピアノで出演します。

11月11日(土)15時から生駒公民館タケマルホール
テレマンのターフェルムジーク

みんなががんばっているのを見て、パワーを頂きました。
今度は私たちが、頑張る番です!

ポルトガルの風

2017-10-13 22:57:03 | 日記

生徒のSさんから、お土産をいただきました。
先週、ポルトガルに行って来られました。
絵葉書は
アヴェイロという駅だそうです。
タイルの装飾が美しい!
なべ敷きの刺繍は、ポルトガルの伝説の幸運の象徴「ガロ」という雄鶏の模様です。

盗みの疑いで逮捕された巡礼の男が、裁判を受けますが無実だと訴えても、信じてもらえず処刑されることになりました。

その前夜、最後の望みとして、裁判官に会うことになりました。

裁判官は家で饗宴の真っ最中。
男はやはり無実を訴えましたが、信じてもらえません。
テーブルの上の丸焼きの雄鶏を指差して
「明日の朝、私が無実ならこの鶏が鳴くでしょう。」と言って牢屋に帰りました。

さて、裁判官たちは大笑いしていましたが、雄鶏を食べずに置いておきました。

ところがその雄鶏、翌朝処刑の直前に、起き上がって鳴きました。おかげで巡礼の男は処刑されずに済みました。

それ以来、雄鶏は真実の証、幸運の象徴としてガロと呼ばれて大切にされるようになったのです。

それから金平糖。
ポルトガルと日本のつながりは結構長いのです。

1604年、ポルトガルの宣教師によって作られた日葡辞書で、失われた日本語を探した記憶が蘇りました。

ファド 運命と呼ばれる民族音楽も有名です。

Sさん、とても楽しかったそうです。
「フルートの練習できてなくて。」
と、言われてましたが、リフレッシュできたのか、いい音なってました😊


I先生のマスタークラス

2017-10-12 22:13:46 | レクチャー、マスタークラス

土曜日の午前中は、I先生のマスタークラス。
基本奏法を教えていただいています。

アルテのエチュードを使ってのロングトーンとスケールが終わり、タファネル&ゴーベールの4番をやっています。

スケールをレガートで吹くだけです。

ほとんど毎日吹いてきましたが、先生のお手本を聞くと、全然違います。

レガートをレガートに吹く。
音楽的に上る時にはクレッシェンド、下りはディミュニエンドで。
呼吸は2小節ごと、美しい音で、音程を合わせるのは当たり前です。

替え指は使うべきところで使います。
滑らかで、音程の良さのためにつかいます。

正しく当たり前にスケールを演奏することは、簡単ではありません。

ぱたっと指がキーを叩いてしまっても、先生の耳は聞きつけます。

スケールの途中で、一音でも音程が違うと、やはり止められます。
そして、正しい音程で即座に演奏して下さいます。

スケールを正しく吹けると、全ての曲に応用できます。

成長を感じられてとても、おもしろいです。

フルートのあるもの作ってみました。

2017-10-11 21:41:07 | 楽器アクセサリー

ダブルガーゼという布がとうとう手に入りました。
ずっと探していたのです。


細く切って


ミシン掛け

ジグザグミシンで端を始末して、先の方は、片方からアールをつけて



返し棒を突っ込んで、ひっくり返します。


掃除布の出来上がり!


掃除棒を反対向きに突っ込んで


フルートとピッコロの胴体の水蒸気を拭きます。
フルートは、足部管をつけたまま一気に拭けます。


頭部管は、さっき作ったアールが効いてきます。
反射板の端に溜まった水蒸気が、一度できれいにとれます。

布を巻いて何度もきれいなるまで拭いていた時に比べると、ずいぶん時短にもなるし、反射板は前に比べてきれいになります。
大成功!


子育てサロンの運動会

2017-10-10 21:28:27 | 子ども

今日は、子育てサロンの運動会でした。


数ヶ月前から来てくれたこどもに絵を描いてもらっていた旗を掲げ、準備万端!

かけっこでは、お母さん目がけてハイハイしたり、駆けて行く姿に胸をうたれます。


障害物競走のトンネルくぐりでは、お母さんが、出口から呼ぶと怖がっていたこどもも、勇気を出してトンネルに入って行きます。

お母さんとこどもの絆が、こどもの世界を広げる基礎となっていることがよくわかります。
もちろん、入らないこどももいます。

心配することはありません。
今日入らないのは、用心深さだったり、思慮深さのせいかもしれません。

こどもはいろいろな経験を重ねて、知識を蓄えている途上なのです。

初めてこんなトンネルに出会って、みんな同じ反応を示すわけがありません。

生まれて1年そこそこでも、赤ちゃんはいろいろな個性を持っているのです。

みんな、元気に幸せに育ってくれるでしょう!

西宮ギター勉強会

2017-10-09 23:46:12 | コンサート

土曜日お昼から西宮ギター勉強会で、ジュリアーニのフルートとギターのためのグラン デュオ コンチェルタント op52を演奏しました。

2か月前にお邪魔した時には、待合わせ場所を間違えたので、前日にメッセンジャーをチェック!

夙川公民館だと思っていたら、西宮市公民館と書いてありました。

阪急の西宮北口駅徒歩すぐ。
危ない、危ない😅

米澤さんと駅の時計台で待合わせて、阪急うどんでお昼を食べてから行きました。
ワンコインで肉うどんが食べられます。
安くて早くて美味しい。

そそくさと食べたら、会場へ、もうみんな集まって練習されています。

私たちも慌てて練習。
何と言っても1ヵ月前に、ジャンカラで選曲のためにざっと合わせただけ。
まともに通したのは1楽章だけです。
2楽章と3楽章は、通してさえいません。

「13:30からですから。」と米澤さん。
12:30、1時間あればなんとかなるか。
昨夜、休符のところのギターをリズム譜で書き込んでおいたのが効いています。
しかし、ギターが一斉に練習しているので、聞こえてるような、聞こえてないような…。
一回通すと、「後は自主練ですね。」と米澤さん。

5分ほどすると、主催の渡邊さんが、「そろそろ予定の13時になりましたので、始めたいと思います。」

「えっ!」
「あ、13時って書いてありました。」
あらら〜。

演奏時間3楽章 19分。
合わせ通し1回で人前に晒すことに…。

ギターの勉強会らしく、ヴィラ ロボス、ラウロ、エンリケ マシアス 、アルベニス、タレガなどなど
フルートの演奏会ではあまりお目にかからない作曲家が並びます。

武満徹がヘイ・ジュードやサマータイムを編曲しているのを知りませんでした。
なかなかいいです。
ギターは、同じ楽器でも、人によって音色やスタイルが変わってとてもおもしろいです。

さて、ジュリアーニも無事終わり。
第3部始まる前の休憩時間に、渡邊さんが「今日、体調不良の方が出て、時間があるのですが、よかったらお二人で何かもう一曲いかがですか?」

「いや、楽譜の用意がないから。」と米澤さんが断ろうとすると、
「ぼく、この後、グラナダでやる曲の楽譜持ってますよ!」と、楽譜を出してこられました。


ピアソラの「カフェ1960」
「あ、これやったら、やったことあります。」
「私は初めてみますが。」
「一回やってみますか?」
「はい。」
吹いてみたら、いい曲。
米澤さんのギターが気持ちいい。
「やります?」
「やりましょう。」
と、いうことで本番。

「初めてなので、お茶を濁すことになると思いますが、よろしくお願いします。」
米澤さん、いい前振りです。

ギター譜を頂いたのですが、途中譜めくりがうまくできなかった。

でも、気持ちよかった〜!
ピアソラ好きかもしれない! 

素晴らしい出会いがありました。

西宮ギター勉強会のみなさん、ありがとうございました。

ギター勉強会でジュリアーニ

2017-10-06 21:25:08 | コンサート
実家のレモン、ただ者ではありません。


ポンデローザという品種です。
何が違うかというと、大きさです。

今年は小さい方です。いつもは子どもの頭ほどあります。
酸味も香りも強くはありませんが、一個で何人も絞れます。

明日は、米澤勉さんに誘われて、ギターの勉強会に出演します。

曲は、
ジュリアーニの協奏風大二重奏曲(軍隊風ロンド付き)op52

日本語に訳すと、なんだかいかつくって尊大!
Gran duo concertante (wite Rond militare)op52
1812年作、30歳になったばかりのジュリアーニの野心作。

ナポリはまだモーツァルトや、ベートーベンの影響が強く、この曲も二人の影響下にあるように思えます。

しかし、イタリア人ジュリアーニの作る曲は、メロディーが美しい。

通常、1楽章には最も聞いて欲しい自信作を持ってくるものですが、アンダンテ ソステヌート、ゆっくりとしたメロディックな曲を置いています。

2楽章は、allegro vivaceのメヌエット、これは新しい!
速すぎて王侯貴族はたぶん踊れません。

そして、3楽章は疾走する三連符。

明日午後、西宮市中央公民館公民館でこの曲の楽しさを伝えられるといいなぁ!


運動会、ハロウィンとジュリアーニ

2017-10-05 21:44:51 | 子ども

先月子育てサロンで作ったハロウィンキャンドル。
大雨の中来てくれたのは4組。
用意した大半が余ってしまったので、今月の子育てサロンで材料を配ることにしました。
材料だけでは作れないので、レシピを作って一緒に入れました。

問題は忙しくて昨夜帰ってから作成したことです。他にも今月の運動会で使うメダル作りがあったので3時過ぎまでかかってしまいました。


今朝は朝からOさんが手伝いに来てくれました。
2人で、図案を切り出して手貼りのラミネートでリボンを挟んで作りました。
ラミネーターではリボンが通せないからね。

ホッチキスも危ないから厳禁。

ちゃんと計算したはずなのに、リボンが短かったり印刷しようとしたらインクがなくなって、買物に出かけたら、リボン買ってインクを忘れたり、ミス連発。

寝不足はするもんではありません。途中で仕事があるのMさんが手伝ってくれましたが結局4時過ぎまでかかってしまいました。


いろいろあってリボンは3種類の方法でついています。

それでも何とかできてよかった。

土曜日は、ギターの米澤さんとジュリアーニの52番を吹かなくてはいけません。
練習、練習❣️

千人の月見の宴本番。

2017-10-04 22:58:49 | コンサート

千人の月見の宴、リハーサル。
快晴ですが、すごい風。
譜面台に楽譜を目玉クリップでつけようとしても、バタバタ動いてつけることができません。
足が短くてクリップが届きません。

やっと楽譜を置いたら、譜面台が頭から転倒。
困っていると、竜童さんの譜面台が…。

お借りしました。

しかしまだ難関。
風がひどすぎて、反対方向に向くしかありません。2人で向き合って合図するはずが、同じ方向に。

マイクに風の音が入り、音響さんが「マイクに近づいて、吹いて下さい。風の音しか拾えません。」
なるほど。マイクにも野外演奏にも全く慣れていません。

リハが終わってすぐ、自宅に帰って自主練。の予定でしたが、セリアで、洗濯ばさみを購入しました。
楽譜をとめるには、クリップでは充分ではなかったからです。

さて、帰って練習しているとYさんが、来てくれました。
浴衣を着付けてくれました。

準備完了。
お弁当を食べて、出発。

河川敷では、火入れの儀式が終わって、篝火の中、薪能がいよいよ始まりました。


黒塚。
最小の動きで舞われるのに、惹きつけられます。
狂言の部分は、打って変わって寝転がったり、飛び上がったり、ユーモラスです。

調伏のシーンでは、現代の演劇のようなスピードは無いのに、息を呑む緊迫感があります。
日本の伝統芸能の凄みに圧倒されました。


宇崎竜童さんのコンサートは打って変わって、熱い!
今日は気温が下がり、寒い。
浴衣でも寒いので、拍手したり、歌ったり、身体を動かしながら演奏されるのは助かります。
歌もギターもスタイリッシュでかっこよかった。70歳を過ぎておられるとはとても思えません!
人を惹きつける力もやはり並ではありませんでした。

最後のお見送りのフルートは、あれだけ荒れ狂っていた風は、おさまり。
しかし、譜面台はちゃんと用意して下さっていて、感激しました。
寒い中、朧月夜、月の光、月の沙漠、赤とんぼを聴いていただきました。

神戸からわざわざ来て下さったMさんからかわいいお花と、お菓子を頂きました。


本当にうれしくありがたかったです。

共演の伊澤隆志さん、スタッフのみなさん、お客さま寒い中、本当にお疲れ様でした。
感謝です。