ルピシアのサンプルティー。
ラズベリー&カシス。
カップにいれて、ミルクを入れたらいい色になりました。
甘い香り、酸味のある味。
ミルクをいれると甘味が際立ちます。
寒くなってクリスマス気分になって来ました。
くるみ割り人形はチャイコフスキーが作曲したバレエ音楽です。
1892年12月18日にマリンスキー劇場で初演されたこの曲は、クリスマスイブの夜に起きたお話しです。
数年前に、吹奏楽に編曲してもらって、枚方市の若者の劇団とバレエ団、ソプラノ歌手、子どもたちと上演しました。
一部をフルートトリオにして、宣伝のために、枚方のラジオで演奏もしました。
予算がない中、舞台装飾にも苦労しました。
実家の家をたてたときに使ってあまった壁紙をもらってきて白い大きなケーキを作って、捨てるというドレスを切って、大きなお花をたくさん作って散らしました。クリスマスツリーの下には段ボールをリボンや紙で包んだプレゼント箱。
練習場にも困りました。
音が大きいので、枚方市内の公民館の大ホールを予約して転々としました。
演奏も大変。
ヴァイオリンのスケールをクラリネットに置き換えると途中で折り返すか、バスクラリネットから、テナーと順番に演奏していかないといけません。
フルートもバスフルートからアルト、コンサートフルート、ピッコロまでフル活用しました。
舞踏会、ねずみの王との戦闘シーン、雪景色、お菓子の国、お菓子の精や、お茶の精に名を借りたスペインや中国、インドの特徴を表す音楽や踊り。
マリンスキー劇場での上演の動画もいくつも見ました。
何層にも重なった宮殿の壁面飾り、天をつくクリスマスツリー。
各国の特徴を出した美しい衣装。
クリスマスは子どもたちを喜ばせるゴージャスなお祭りでもあることがよくわかります。
物語は、少女クララは兄のフリッツにくるみ割り人形を取り上げられて、壊されて泣きながら寝てしまいます。
そこにネズミの王がやって来てくるみ割り人形と戦いを始めます。
人形が殺されそうになったとき、クララは靴を投げて助けます。
するとくるみ割り人形は魔法が解けて王子になります。
クララはお礼に王子に誘われてお菓子の国に行って、お菓子の精の踊りを見たり、歓待を受けます。
目が覚めたクララは、くるみ割り人形を抱きしめます。
子どものころ、お菓子の国から帰ってきたら王子様でなくて、お人形…と思うとちょっと胸が切なくなったものでした。