ひろの映画見たまま

映画にワクワク

タイフーン

2006-04-10 18:07:18 | Weblog

スケールの大きい映画だ。

タイから始まり、ロシア(ハバロフスク)まで、そして主人公は脱北者(北と南朝鮮)。

主人公は、韓国が脱北者を受け入れる前の脱北者で、北へ返され家族は銃殺される。

姉と二人で逃げ再び脱北する。

その苦難の男が、姉と再会するのが、ロシア。

朝鮮半島の上で、二つの台風が結合して大暴れする。

その中を、核廃棄物を積んだ貨物船がいく。

それを阻止しようと、韓国の秘密指令を担った部隊がヘリで到着する。

チャンドンゴンが、この難しい主人公を演じる。

悲劇のヒロインの姿は涙を誘う。

かれを排除しようとする韓国国家情報部の将校は、彼の姉と接触し、チャンドンゴンの悲しみを知る。

台風の中、戦場の格闘。しかし、悪が悪でないところに、この映画の深さがある。

 

 

 

コメント
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