これほど手前勝手な映画も珍しい。
自分の父親が、末期の癌にかかっていると知って、
その最後をしっかりと映像に残し、それを映画として世間に公表する。
映画を目指すものにとって一番うれしい題材だ。
それにしても、編集という技術はあるにしても、
これだけ、あからさまに人様の病気と死につき合わされるとは。
ただ、この映画、そこが上手なのだが、押しつけがましくなく、
それでいてストーリーがちゃんとあるのだ。
高度成長期に、一応は成功の部類であろう会社役員になった男の半生記。
息子は、アメリカへ赴任。子供も設けて順調。ほかに娘が二人。
恵まれた家庭環境。そして妻は、一目ぼれだが、長い付き合い。
最後に、愛してるの言葉をかけてじんとさせる。
最後の5日間は、家族との別れ。
こんなうまい具合に生き延びれるものかと、段取りの良さに感心。
いずれにせよ、人の一生と、死との向き合い。
いま最も身につまされる話を、うまくまとめられ、感嘆!
演出担当の娘が、父親の代わりにナレーションを担当するのが又〇。
自分の父親が、末期の癌にかかっていると知って、
その最後をしっかりと映像に残し、それを映画として世間に公表する。
映画を目指すものにとって一番うれしい題材だ。
それにしても、編集という技術はあるにしても、
これだけ、あからさまに人様の病気と死につき合わされるとは。
ただ、この映画、そこが上手なのだが、押しつけがましくなく、
それでいてストーリーがちゃんとあるのだ。
高度成長期に、一応は成功の部類であろう会社役員になった男の半生記。
息子は、アメリカへ赴任。子供も設けて順調。ほかに娘が二人。
恵まれた家庭環境。そして妻は、一目ぼれだが、長い付き合い。
最後に、愛してるの言葉をかけてじんとさせる。
最後の5日間は、家族との別れ。
こんなうまい具合に生き延びれるものかと、段取りの良さに感心。
いずれにせよ、人の一生と、死との向き合い。
いま最も身につまされる話を、うまくまとめられ、感嘆!
演出担当の娘が、父親の代わりにナレーションを担当するのが又〇。