ひろの映画見たまま

映画にワクワク

日本映画「苦役列車」、芥川賞作品の映画化です。

2012-07-23 17:35:06 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆

噂によると、入りがよくないらしい。

あのAKB48・前田敦子が出ているのに。

主人公貫多を演じるのは森山未來。ちょっと、作家の西村さんと違う、後半彼のような頭にするがもう遅い。

西村さんは気に入らないらしい。まあ、文章と映像は違うからな。

1980年代、バブル絶頂期。

でも、貫多は、中卒、日雇いの港湾労働しかない。ぼろアパートも、家賃の踏み倒しで大家の督促が。

ある日、港湾労働に新入りが、なぜか気が合って仲間になる。

一方、のぞき部屋の風俗で性処理をしている主人公、古本屋のアルバイト店員にあこがれ、新入りに仲を取り持ってもらう。そして「友達」の許可が。

この店員に前田敦子が扮し、映画に色を添える。

要は、全体に暗い、汚い、醜い。貫多が手鼻をかんだり、酔っ払って人に絡んだり。まあ、最低なのだ。

さらに、小学5年の時父親が性犯罪でつかまった苦い過去が、今もトラウマに。恋愛もぎこちない、一方的なのだ。

青春映画としての、やるせなさや、憧れなども描いているのだが、明かりが見えない。ラストにほのかな光が見えそうだが?

コメント
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