ひろの映画見たまま

映画にワクワク

日本映画「おおかみこどもの雨と雪」、素晴らしい親子のもがたりです!

2012-07-27 19:03:27 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆☆
     子育て中のお母様 ☆☆☆☆☆

題名からして、ちょっと敬遠していたが、深夜番組で偶然日本テレビ(読売テレビ)で、この映画がフランスで同時公開されること。舞台となった山村が細田監督の故郷だったこと。アニメに描かれている家とかが実存し、そっくりなこと。アフレコを、物語順に追って、宮崎あおいが成長を演じていること。さらに、技術的なこだわりの話もあって、がぜん興味がわいた。(後で、大学が一橋大で、アルバイト先のクリーニング店や、デート先の喫茶店まで、実在しそっくりだと知って、またまた、感激)。

おおかみこども、これはまさに実在しえない話だ。

だが、そのことが、リアリティとファンタジーの懸け橋となって、

懸命に生きる一人の母親と、おおかみこどもというハンデを持って生まれた姉弟が、実社会でどう成長していくのか。そして最後の選択まで、とっても含蓄の深い話なのだ。

そして、自然の美しさ、最近では、こんな山奥に来る人もいないという村の人々の温かさ。

野菜を育てる苦労など。

自然と野生と、人間との関わり合いをもテーマにしている。

子供にとっては少し難解かもしれないが、雪の高原を走り抜ける狼子供の純真さを見たら、思わず引き込まれてしまう。

アニメという日本文化を世界に広めようとする動きに大いに拍手を送りたい。
コメント (2)
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