おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)
R15+
主人公は夫、2人の子供とともに夏のバカンスに繰り出した黒人女性アデレード。深夜、彼女らが滞在する西海岸のビーチハウスに奇怪な訪問者たちがやってくる。囚人服風の赤いジャンプスーツをまとったその4人組は、アデレードの一家に酷似した風貌の持ち主だった。そこからドッペルゲンガーとホーム・インベージョン(家宅侵入スリラー)の要素が合体した、悪夢のようにシュールな4対4の攻防が繰り広げられていく。
まさに殺し殺されの手に汗握る展開。
後半は、もうゾンビ映画だ。
解説によると、アメリカの貧富の差を風刺した映画だという。
だが、演出演技が、巧みに謎と恐怖を演出してくれるので最後まで飽きない。
本当だとすると恐ろしい。