おすすめ度 ☆☆☆★
電撃小説大賞を受賞した佐野徹夜の同名デビュー小説を永野芽郁と北村匠海の主演、「君の膵臓をたべたい」の月川翔監督のメガホンで映画化。
難病ものですが、発光病という病(実在しない)で、明るく、永野のキャラと演技が明るく、暗くならない。
自ら外に出られないので、代理で経験してほしいという、風変わりな願いが、スマホを持つことによって、同時体験が可能で、まさに前向きな展開。
ただ、後半、回想シーンが多用され、いささかくどい。まあお涙頂戴シーンなのでやむを得ないかもしれないが蛇足。
丁寧に描かれる前半は、なかなかのもの。
同級生や家族たちの描き方も、丁寧で、終りまで飽きさせない。
まあ、中高生向きの恋愛映画なのだが。