ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「パリで一緒に」、ヘプバーンがきれい

2023-07-26 21:27:33 | Weblog

おすすめ度 ☆☆☆

NHK BS プレミアム 鑑賞  1963年製作

名作麗しのサブリナのちょうど10年後に、オードリー・ヘプバーンとウィリアム・ホールデンの同じコンビで撮られた企画もの。

脚本家ベンスン(ウィリアム・ホールデン)はパリのホテルで新作映画のシナリオを執筆していた。彼の友人マイヤハム(ノエル・カワード)が金を出している。期限はあと2日というのに書いたのは少しだけ。彼はガブリエル(オードリー・ヘップバーン)というタイピストを雇ったが、それは彼のシナリオにも良い結果を生んだ。

いずれにせよホールデンとヘップバーンのラブストーリーになって、映画が仕上がる。

話が、面白くないので退屈する。

ふたりのキスシーンが多いのが駄作の象徴とか。

 

 

 

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「夜明けまでバス停で」、どうしてこんなことに!

2023-07-26 16:57:17 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★

2020年11月、東京・幡ヶ谷のバス停で寝泊まりしていたホームレスの女性が暴漢に殴り殺されるという事件は、深い衝撃を持って受け止められた。コロナ禍で加速する不安定な就労状況が続く中で起こった、この今という時代を象徴する痛ましい出来事をモチーフに、真っ向から挑んだのが「夜明けまでバス停で」である。

生真面目な人ほど生きにくい社会。平気で食べ物を捨てる人間が会社で生き残るという間違った世界を作品は糾弾する。不器用なために弾き出された人間はやはりあのバス停で人生を終えるのか…と思わせての大逆転。

居酒屋チェーンで働く三知子(板谷由夏)はコロナ禍で、緊急事態宣言を受け、店が休業を余儀なくされ、突然、解雇される。採用されるはずだった、介護施設もコロナで閉鎖に。夫の借金が三知子の名義だったので払わざるを得ず無一文に。果ては、バス停で寝泊まりする浮浪者に。

コロナを題材にしたユニーク。

後半では、路地で寝泊まりする浮浪者を登場させ社会批判も。

ドラマとして、観客を引き付けながら、社会風刺する骨太の作品。

 

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