おすすめ度 ☆☆☆★
NHK BS プレミアム 鑑賞 2000年製作
飛行機事故に遭い無人島に漂着した男の生き残りをかけた孤独な日々を描いた人間ドラマ。
宅配便フェデックスのシステム・エンジニア、チャック・ノーランド（トム・ハンクス）は、恋人ケリー（ヘレン・ハント）と久しぶりに時間を過ごした後、南米行きの飛行機へ乗り込んだ。しかしその飛行機は、太平洋上で墜落。ふと気がつくと、チャックは無人島に流れ着いていた。近くを通る船はなく、彼はたった一人で、さまざまな工夫を凝らし、無人島で生活する術を身につけていく。友達はバレーボールのウィルソンだけだった。
トムハンクスの一人芝居。映画の大半がこの無人島だから、ちょっと退屈。
トムハンクス、肥えたり痩せたりと、体形的にも難しい役柄。
なにしろ４年間。水と海産物だけの生活。火をおこすのにも一苦労。
ラスト、筏で脱出、船に救われるが、恋人は結婚し子供もできで、残念。
まあ、思わせぶりなラストだが
二度目の鑑賞だが、トムハンクスの圧倒的な演技に圧倒される。
おすすめ度 ☆☆☆★
文化大革命前夜の中国の貧しい村。人々は定期的に訪れる映画の上映会を最大の楽しみにしていた。
（昔、日本の農村では、農業祭とか、お寺の庭先で、フィルムの上映会があった。映画が唯一の楽しみだったのを思い出させる）
映画は、冒頭全身砂埃にまみれた一人の男が荒野を歩いているが、彼の目的は分からない。彼の目の前で同じ様に砂埃に汚れた少女がバイクからフィルムを盗み出す。慌てて男は少女を追いかけ、フィルムを奪い返す。
男の望みは、ニュース映画に写った自分の姿を一目見たいという。
やがて砂だけになったフィルムを村人たちが奇麗にして上映を助ける。
そして、男の娘の写ったフィルムの一こまを男に渡す。
映画愛にあふれ、中国の農村の映写会を舞台に物語を紡ぐチャン・イーモウ。
おすすめ度 ☆☆☆★
クリスマスイブから１年最後の日12月31日、そしてニューイヤーまで
舞台は2021〜2022年のホテル「エムロス」
14人の男女の出会いと別れそして恋と友情
15年間も男友達への告白をためらっているホテルのマネージャー。
イケメンで優秀、だけどちょっぴりクセのあるCEO。
公務員試験に落ち続け、恋人にもフラれた就活生。
新米ハウスキーパーとして働く、夢破れたミュージカル女優。
下積みを経てついにスターの座へ登り詰めた、人気アーティスト。
仕事で出会い、超スピード婚へと突き進むラジオプロデューサーとピアニスト。
毎週土曜日、ホテルのラウンジでお見合いをする整形外科医。
初恋の相手と40年ぶりに再会したドアマン。
友人たちの告白チャレンジゲームに巻き込まれた高校生カップル。
数時間後に“ニューイヤー”が迫るなか、次から次へと舞い込んでくるドタバタ＆ドキドキの数々。果たして彼らのロマンスは“ハッピー”な来年を迎えられるのか！？
分かりやすい展開。
新年に見るとピッタリかも。
