ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ホーリー・トイレット」、本当にヤバイ!

2023-07-19 16:33:27 | ドイツ映画

おすすめ度 ☆☆☆★

PG12

仮設トイレに閉じ込められ絶体絶命の危機に陥った男を描いた、異色のシチュエーションスリラー。

頭部を負傷して意識を失った建築家フランクは、リゾートホテルの建設現場で横倒しになった仮設トイレの中で目を覚ます。記憶が欠落し、状況がよく飲み込めないなか、右腕には鉄筋が突き刺さっており、トイレの周りには大量の解体用ダイナマイトが仕掛けられ、34分後の午後2時ジャストに爆発するということを知る。誰かに助けを求めるか、もしくは自力で脱出しなくてはならないが、身動きは取れない。

仮設トイレの中だけで全編が進行する設定と、過激なブラックユーモアやエログロ描写で世界各国のファンタスティック映画祭で話題を集めた。

トイレだから、狭い臭いは、当たり前だが、一番の肝は、腕に刺さった鉄棒だ。

終わり近くなって、ほかにやりようがなく腕を切断しようとする痛さは切実。

演出がうまいのか、こちらまで、痛い。

いろいろ、時間稼ぎのシーンが満載だが、痛みが中心なので、目が離せない・

アイデア勝負。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「欲望のウォーキング・スト... | トップ | 「大地と白い雲」、あなたの... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ドイツ映画」カテゴリの最新記事