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「南極日誌」、それは命まで凍り付く!

2024-10-12 16:32:12 | 韓国映画

おすすめ度 ☆☆☆

Unext  鑑賞   2005年製作

南極到達不能点を目指す韓国の探検隊が、不可解な恐怖に見舞われるアドベンチャー・スリラー。

零下80度の酷寒。昼と夜が6か月ずつ続く南極。探検隊長チェ・ドヒョンをはじめとする6人の探険隊員は,到達不能点征服に出る。日が沈む前に,到達不能点に到着しなければならない世界最初の無補給横断。残された時間は,60日。世界で最も難しく不可能に見える挑戦が始まる。

冒頭の映像から、何者かが隊を見つめているような予感が漂い、つねに怪しげな空気が充満。時折、ショッキングなシーンも挟まれる本作は、過酷な冒険を通したサスペンスホラーのようだが、中盤からは、生き残ったメンバーの人間ドラマとしての様相が濃厚になる。隊長役、ソン・ガンホの鬼気迫る演技も手伝って、極限状態に置かれた人間の行動が、狂気と言えるほど激しく描かれるのだ。ラストシーンもかなり不可解で、観終わった後も、さまざまな解釈が頭を駆け巡るだろう。


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