おすすめ度 ☆☆★
家族愛映画好き ☆☆☆
ノルウェー映画。劇場未公開。
27歳の女性・シャルロッテ、少女にダンスを教えている。
ただ、父母の夫婦仲が悪く、父はアル中で入院中、介護が必要。母は、働きながら大学に通い博士号を取る予定。
恵まれたように見えて、家族愛に飢えているシャルロッテでした。
そんな彼女に、昔母が結婚して産んだ男の子(シャルロッテにとっては、父親違いの兄になる)が近くに引っ越してきたことをしり、会いたいと思っていた。
偶然か必然か、二人は出会い、気が合う。
兄には、妻も子供もいる。シャルロッテにも、友人の兄が恋人だ。
友人が結婚したこともあって、シャルロッテと兄は急激に接近。
ついには兄は離婚。シャルロッテも、恋人と別れる。
果たして、この二人の行方は。
シャルロッテと、兄とのセックスシーンがかなり丁寧に描かれているので、官能映画の側面もある。シャルロッテの女優(アイネ・マリー・ウィルマン)が結構美人で、日本人好みの女優さんなので、そういう意味では美しい。
兄妹の許されぬ恋愛という、ちょっと、怪しげさが漂うが、むしろ、さみしさを抱えた二人が自然に結ばれるので、家族愛という感じがする。
ノルウェーだから描ける題材なのか?