おすすめ度 ☆☆☆★
2023年・第59回大鐘賞映画祭で新人監督賞・脚本賞・編集賞、第44回青龍映画賞で新人監督賞・撮影照明賞・編集賞を受賞するなど、同年の韓国国内映画賞で最多受賞を記録した。
1600年代の韓国宮廷に鍼師として入った盲目のギョンス。御医が皇太子を毒針で殺すのを目撃する。日中は全盲だけど、夜は弱視になる。王の指示で皇太子を殺すことは、ギョンスが後宮に入る前から計画されていて、彼は"見えない"ことを理由に採用される。宮廷は恐ろしい場所で、親子で殺し合ったり、人質に出したりする。権力を得るためなら何でもする狂人たちのコロシアム。
宮中の権力争い 現王が清との関係を下に見ていることから息子を亡き者に、さらに妻や孫までも 主人公は必死に真実を知らせ孫を守るために奔走するが、信頼していた重臣も王を利用しようとする最悪展開 作中語られる「卑しいものは見えるものを見ないようにすることで生きられる」ことを語っていたがまさにその流れに この事件の最後に皆の前で真実を叫ぶが、真実は理解されるものの権力に勝てないむなしい結末に
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