ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ぼけますから、よろしくお願いします。」、娘が製作したテレビの総集編!

2018-11-27 17:36:32 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆☆★ (劇場鑑賞)

母87歳、認知症。父95歳、初めての家事。

2016年と17年にテレビで放送された作品に追加取材、再編集を加えて、信友監督初の劇場作品として劇場上映。

実の娘が監督。

呉に暮らす両親、自身はテレビディレクターとして在東京。

徐々に悪くなる認知症を、適時帰郷して、ずっと撮り続けた。

自身がんになったときよくしてくれた両親。(これもテレビで放映、劇中にも挿入される)、その母親が、アルツハイマー。

ただ、ありのままを撮っているだけなのに、なぜ感動を呼ぶのだろう。それは、監督の温かい目線ではないだろうか。

徐々に悪くなり、後半には、外部の利用も。

そしてラスト、寄り添う二人の姿は神々しい。

今後、誰しもが経験する老いの生きざまを、そのまま、そして前向きに描くこの映画は、万人に見てほしい映画だ。

 


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