おすすめ度 ☆☆☆☆★ (劇場鑑賞)
母87歳、認知症。父95歳、初めての家事。
2016年と17年にテレビで放送された作品に追加取材、再編集を加えて、信友監督初の劇場作品として劇場上映。
実の娘が監督。
呉に暮らす両親、自身はテレビディレクターとして在東京。
徐々に悪くなる認知症を、適時帰郷して、ずっと撮り続けた。
自身がんになったときよくしてくれた両親。(これもテレビで放映、劇中にも挿入される)、その母親が、アルツハイマー。
ただ、ありのままを撮っているだけなのに、なぜ感動を呼ぶのだろう。それは、監督の温かい目線ではないだろうか。
徐々に悪くなり、後半には、外部の利用も。
そしてラスト、寄り添う二人の姿は神々しい。
今後、誰しもが経験する老いの生きざまを、そのまま、そして前向きに描くこの映画は、万人に見てほしい映画だ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます