ひろの映画見たまま

映画にワクワク

NHK山田洋次が選んだ日本映画百選  斎藤寅次郎監督「東京キッド」

2012-09-27 12:56:41 | 日本映画
1950年作品。戦後まもない頃。

美空ひばり13歳で主演。東京キッドは彼女の歌の題名。

長くアメリカで生活していた父が帰ってくるが、母との言い争いで、父は母を捨ててアメリカに行った薄情な人とのイメージが。

だが、母は病死。親切にしてくれた女性のもとへ。彼女のアパートは、多くの人が住む庶民的アパート。そこには似顔絵師と流しのギター弾きが、その女性を取り合いっこしていた。だが、不幸なことに親切にしてくれた女性が交通事故死。流しのギター引きが面倒を見ることに、最初は嫌がっていたが、彼女が歌がうまく、流しの手助けをしてくれるのを喜んでひきうけることに。

だが、嫌がっていた父が再三訪れ結局父のもとへ。

美空ひばりは、ほんと芸達者。歌ありダンスあり、ドラマでは、父、母との確執で、寂しい生活を実に本能的な演技で魅了する。

脇を固める、川田晴久、堺駿二、花菱アチャコ、榎本健一ら往年の喜劇役者がその持ち味を発揮。

戦後間もなしの日本を元気づける出来になっている。

ハワイで、現地ロケしたらしく、当時のハワイが映っているのは貴重だ。

コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« フランス映画「クレージーホ... | トップ | 韓国映画「痛み」、無痛病の... »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
東京キッド (大正の黄門)
2012-09-27 20:20:06
懐かしい映画です、子供のころのゆいつの娯楽が映画でした。歌詞が自然にくちずさんできます、歌も楽しや東京キッドいきぜ、お洒落で爽やかで、右のポッケにゃ夢がある、左のポッキぇにゃちゅインガム、空お観たけりゃビルの屋根、潜りたくなりゃマンホール。
返信する
東京キッド (ひろ)
2012-09-28 19:28:01
黄門様は、子供のころにこの映画を見たのですか?
返信する
東京キッド (大正の黄門)
2012-09-28 22:20:05
はい、観ましたよ母が映画好きでよく見に行きました。
特に美空ひばり、三益愛子のお涙ホロホロ母物語、
嵐寛寿郎、鞍馬天狗。大河内傳次郎丹下左膳。
返信する

コメントを投稿

日本映画」カテゴリの最新記事