おすすめ度 ☆☆☆★
R15+
イラク戦争が長期化する2005年・アメリカで、“生きる”ために海兵隊へ志願した青年・フレンチ。監督自身の体験を描き、世界で絶賛された心揺さぶる実話。
母親にゲイであることを理由に捨てられた主人公が、自分のそれまでの人生を変えるために海兵隊へ進む話。訓練で自分が他者と違う部分を徹底的に叩いてくるところが印象的であった。
海兵隊の新人教育の実態が、よくわかる。
主人公はゲイであるが、軍隊はゲイ禁止なのに、口先だけで免れてしまう。
そしてゲイであることが発覚、いじめられる。ただ同情者もいて複雑。
何しろ、軍隊のスパルタ教育はさすが、リアリティ抜群。
印象的なのは最後の卒業式の後の懇親会のシーン。母親はゲイが治ったと喜ぶが主人公からゲイは変わらないと告げられ逆上して、こいつはゲイだから軍隊から追い出した方がいいと叫ぶ。すると同期の兵士がファミリーだと言ってくれる。
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