ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「リンドグレーン」、有名な児童文学者の若き頃の苦悩!

2020-12-12 17:05:58 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆☆★

スウェーデン・デンマーク合作 PG12

「長くつ下のピッピ」「ロッタちゃん」など数々の名作児童文学を生んだスウェーデンの作家アストリッド・リンドグレーンの知られざる若き日々を描いた伝記ドラマ。

児童文学は未読。物語と直接関係ないので、予備知識不要。

スウェーデンのスモーランド地方。今から100年ほど前、封建度のきつい時代。

農家、家族そろって作業に励む、クリスチャン。

奔放な少女は、堅苦しい時代から、羽ばたきたいと考えていた。

新聞社に勤務、社長に気に入られ不倫。妊娠してしまう。

そこからが地獄。

離婚訴訟のため、公にできず、隣国デンマークで出産。子供は、そこで預かってもらう。

当時女一人で生活は困難、ましてや子持ちでは。

子供を引き取るが、子供は、育ての親に。

この苦労があったからこそ、文学作品に生かされたといえるのかも。

主演のアルバ・アウグストが、肌をさらしての熱演。

最後まで気が抜けない。


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