おすすめ度 ☆☆☆★
近代日本経済の基礎を構築し希代の“天外者(てんがらもん)=すさまじい才能の持ち主”と称された偉人・五代友厚の人生を描いた歴史群像劇。
夭逝した故・三浦春馬の最後の主演映画。
改めて彼が演技派の実力派俳優で、ただのイケメン俳優ではなかったことがわかる。
坂本龍馬らと志を一にしたが、竜馬は殺されてしまうが、五代は、経済人として成功する。岩崎弥太郎や伊藤博文とも昵懇で、先駆者だ。
やはりこの時代に欠かせない人物。
芸者はる(森川葵)との恋模様なども添えてコンパクトにまとめている。
五代の盟友・坂本龍馬を三浦翔平、後に三菱財閥を築く岩崎弥太郎を西川貴教、初代内閣総理大臣となる伊藤博文の若かりし頃を森永悠希、遊女はるを森川葵がそれぞれ演じている。