季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「見せばや」

2019-11-20 04:45:51 | 暮らし
人生日訓(70)

「笑顔で迎える」

一体、日本人は昔から他人に対して笑顔をつくることを男子としての面子にかかわ

ることだとさえ思いこんでいる。特に上司上役の人々とくると、ニコッともしないとこ

ろで威厳があるとでも思っているらしい。「白い歯を見せるな」という諺まである。し

かしこれは今日の時代では少々不自然だと思う。顔色や言葉というものは内心の気

持ちが自然に外に現れるものであるから率直な気持ちで他人に接すがいい。
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11月に咲いている花「見せばや」

開花時期は、 9/15 ~ 11/末頃。 ・「見せばや」は、  ”きれいなので誰に見せようか”  という意味。 ・葉は多肉質で、ぶっとい。  冬になると赤く紅葉する。 ・北海道に生える、  「日高見せばや」という品種もある。 

(季節の花300より)



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季節の花「シクラメン」

2019-11-19 05:09:48 | 暮らし
人生日訓(69)

「その人を知らんと思はば、その友を見るべし」

良き師友に親しむことを教えた蓮如の言葉、ただし、この一句は「俗典にいはく」と

但し書きがしてあるので、どこかに出典があるのであろう。ここの脚注を読んで見る

と、孔子家語に「その人を知らずば、その友を視よ」とあるそうである。本当にその通

りで、どんな友達とつきあっているかということを見れば、大概その人の人柄が想像

のつくものである。もちろん、友人とても、同窓もあれば、趣味の友人もあることだか

ら一概には言えないけれども、大体の見当はつくものである。孔子も「性相近きな

り」と言っているように類は友を呼ぶものであるから、俗に「似たもの夫婦」という通

り、お互いに気の合うものが仲間に成ってくるものである。だから、逆にどんな連中

と付き合っているかで、当人の人柄が見当つくというものである。
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11月に咲いている花「シクラメン」

開花時期は、10/25 ~ 翌 4/20頃。 ・地中海沿岸地方原産。  明治末期に渡来。 ・花屋さんでよく見かける。 ・花びらは5枚あり、  いずれも上に強くそりかえる。 ・初冬から春まで咲く。  年末年始頃から  室内でもよく飾られる。  色はさまざま。  鑑賞用の園芸植物。  寒さに強い品種のことを  「ガーデンシクラメン」と呼ぶ。  また、シクラメンのことを、  園芸では「ミニシクラメン」と  呼ぶことが多い。 ・1月7日、2月4日、  12月8日の誕生花 ・花言葉は「清純、思慮深い、       内気、はにかみ」 ・別名  「篝火花」(かがりびばな)    篝火をたいているような    花の形であることから。  「豚の饅頭」   (ぶたのまんじゅう)。    シクラメンの原産地である    トルコやイスラエルで、    野生の豚が       シクラメンの球根を    食べたことから。    豚にとっては饅頭がわり、    ということで・・・。

(季節の花300より)



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季節の花「10月桜」

2019-11-18 04:45:45 | 暮らし
人生日訓(68)

「婦人社員」

友松氏は、過日あるS銀行の逗子寮で女子行員に講話wしたことだが、ただ、嫁入り

までの時間ふさぎでも意味のないことはないし、嫁入り毒具の支度でもいいが、た

さ、それだけのためでは「利行」にはならない。註釈書には、「身口意に善行して、衆

生を利益す」とあるように、何か世間に役立ちたいという社会奉仕の精神がなくて

は仕事に精出す勇気は出tれ来ない。少しでも父親の暮らしの足しになるとうに、弟

の学資の一分にもというのでもいいし、終戦後に展開された困難な日本経済に、せ

めて銀行の窓口という一隅から一分でも寄与したいという気持ちが大切である。

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11月に咲いている花「10月桜」

開花時期は、10/20 ~ 翌 1/10頃。  (二度咲き→ 3/20 ~ 4/10頃)。 ・花弁は白、または、うすピンク色。 ・全体のつぼみの3分の1が  10月頃から咲き  (開花ピークは11月)、  残りの3分の2は春に咲く。  1年に2回楽しめる。  春の花のほうが少し大きいらしい。  秋や冬に、  「季節はずれに桜が咲いてるな」  というときは  この十月桜であることが多い。 ・同様に、  秋から冬にかけて咲く桜に  「冬桜」がある。   (上記「写真集」に掲載)  「十月桜」と「冬桜」は似ていて、  「十月桜」の花びらはやや細めで、    八重のものもあり、  「冬桜」の花びらは太めで、5枚。  (両方並んでたら区別は難しそう・・)。  群馬県藤岡市鬼石(おにし)に  冬桜の名所がある。  十月桜も含めて、  秋から冬にかけて咲く桜のことを  総称して「冬桜」と  呼ぶこともある。 ・秋冬に咲く「桜」には  子福桜(こぶくざくら) もある。
(季節の花300より)


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季節の花「菊」

2019-11-17 04:56:33 | 暮らし
人生日訓(67)

「経路(みち)せまきは一歩を留めん人の行くに興う」

歩く道路が狭いところにきたら、自分の方で立ち止まって一歩を他人に譲るように

したらどうかという、なかなかゆかしい人生のエチケットである。狭い歩道を押し合

いへし合うのが今日の現情ではあるが、これでは反って能率が上がらない。譲るも

のは進むものである。譲ることは退くように見えても結局はスムーズに行くのであ

る。友松氏がパリにいたとき、乗り物の改札口に差し掛かった彼に、五、六歳のフラ

ンスの少年が、「どうぞお先へ」とちょっと会釈をされえたのには、一本取られたとい

う感じで、今に忘れない思い出である。ロンドンで、ある日、彼が込み合った歩道で、

うっかり土地の人の足を踏んだのである。「これはしまった」とはっとしたとたん、彼

に踏まれた紳士が「どうも失礼」と、さりげなく、さらっと挨拶されたとき位、彼は恥ず

かしい思いをしたことがない。さすがに礼儀の国イギリスだと思った。

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11月に咲いている花「菊」

開花時期は、10/20 ~ 12/20頃。 ・東洋で最も古くからある  鑑賞植物らしい。  平安時代に中国から渡来。  改良が重ねられ多くの品種がある。  園芸品種としては  「スプレーマム」や「ポットマム」  などがよく知られる。  「マム」=「菊」、とのこと。  (「小菊」「スプレーマム」   「ポットマム」の区別が   私にはよくわかりません。   「スプレーマム」や     「ポットマム」の名前の看板が   ついているものはその名前を、   路地ものなどで看板のないものは   「小菊」と   表示したケースがあります。   ご了承ください。   どれもきれいな、菊の花です)。 ・「きく」は  漢名の「菊」を音読みしたもの。  また、「菊」の漢字は、  散らばった米を1ヶ所に集める、  の意で、  菊の花弁を米に見立てたもの。  漢名の「菊」は  ”究極、最終”を意味し、  一年の一番終わりに  咲くことから名づけられた。 ・大輪の菊は、  菊花展でよく見かける。  11月の上、中旬頃が見頃。  菊花展で見られるのは  「厚物(あつもの)      → 大輪もの」と  「管物(くだもの)      → 細い花びら」  とに分けられる。   ・中国では菊は  不老長寿の薬効があるとされ、  陰暦の9月9日(重陽の節句)       (ちょうようのせっく)  の日には、  菊酒を飲み長寿の祈願をした。  これがしだいに日本にも伝わり、  菊の花を酒に浮かべて飲み  花を鑑賞する「重陽の宴」が  催されるようになった。  のちに菊は皇室の紋章になり、  日本の国花になった。  (日本の国花は、   この菊と桜の2つ)  また、重陽の節句の日には、  菊の花に綿をかぶせて、  その夜露と香りを綿にうつしとり、  その綿を肌にあてて  若返りを図る、という、  「菊の被綿(きくのきせわた)」  の行事も行われていた。 ・薬効   解熱 ・薬用部位 花 ・生薬名 「菊花(きくか)」 ・中国の  「四君子(竹、梅、菊、蘭)」  の一つ。  水墨画の画材にもよく使われる。             ↑ 上へ ・花の盛りは11月だが、  冬になっても「残菊、晩菊」  というサブネームで咲き続ける。  これらはだいたい小菊のことだが、  野性味の濃い小菊は寒さには強い。  これらは冬になっても  咲いているので「冬菊」とも、  寒気の中で咲いているので  「寒菊」とも呼ぶ。  しかし、  年を越える頃には枯れてしまう。    → 「枯れ菊」になる ・ことわざ。  「春蘭秋菊倶に廃す可からず」、  (しゅんらんしゅうぎく   ともにはいすべからず)。   両者ともにすぐれており   捨てがたい、の意。    ・兵庫県の県花(野路菊) ・12月3日の誕生花(菊)  1月5日、8月6日の誕生花        (小菊)  10月10日の誕生花        (蛇の目菊)  10月20日の誕生花        (スプレー菊)  11月22日の誕生花        (東雲菊) ・花言葉は  「思慮深い」(菊)  「真実、元気」(小菊)  「いつも愉快」(蛇の目菊)  「私はあなたを愛する」        (スプレー菊)  「困難に耐える」(東雲菊)             ↑ 上へ ・「父母が   殿の後方(しりへ)の   百代草(ももよぐさ)   百代いでませ    わが来たるまで」    (百代草=菊)    万葉集     生玉部足国    (いくたまべのたりくに)  「心あてに   折らばや折らむ 初霜の   置きまどはせる 白菊の花」    古今集    凡河内躬恒    (おおしこうちのみつね)    百人一首(29)  「菊の露   若ゆばかりに 袖ふれて   花のあるじに   千代はゆづらむ」    紫式部    (9月9日(重陽の節句)     (ちょうようのせっく)の     菊の被綿(きくのきせわた)の     行事にて)  「濡れて折る   袖の月影 ふけにけり   籬(まがき)の菊の   花のうへの露」    金槐和歌集 源実朝   「秋のきく   おのずからなる 華は見で   うるさく人の   作りなすかな」    橘曙覧    (たちばなのあけみ、     江戸末期の国学者)  「冬菊の   まとふはおのが   ひかりのみ」    水原秋櫻子    (みずはらしゅうおうし)

(季節の花300より)


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季節の花「石蕗 (つわぶき)」

2019-11-16 04:32:41 | 暮らし
人生日訓(66)

「大自然は人間の郷土」

我々都会に住んでいる者は、とかく大自然から遠ざかって行く。そもそも、生物とい

うものは、人間も含めて、大自然の中から生まれてきたものであるから、どうしても、

その生まれ故郷を忘れることはできない。秋の夜など、ふとビルの谷間から月の影

を見つけた時の喜び、古い同窓に道で逢ったような懐かしさを覚える。まして、カント

ではないが、星づく大空を仰ぎ眺めていると、何としても宇宙の広大に驚き、星野ま

ばたきに宇宙自然の不思議を感ずる。何と天文学上の説明を受けようとも、とにか

く、この大自然は説明以上の大存在である。けちくさいことを町中にいい争っている

ことの愚かさをしみじみと感じるのである。

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11月に咲いている花「石蕗 (つわぶき)」

開花時期は、10/15 ~ 11/末頃。 ・葉は蕗(ふき)に似ている。  名前は”つや”のある葉から  ”つやぶき”。  それが変化して  「つわぶき」になった。 ・きれいな黄色の花。 ・冬から春にかけて、  若葉をつみとって  塩ゆでにするとおいしいらしい。 ・薬効   やけど、胃もたれ ・薬用部位 茎葉 ・生薬名 「橐吾(たくご)」 ・「キャラブキ」や  九州名産の「佃煮キャラブキ」は、  このつわぶきの葉っぱで作られる。 ・12月28日の誕生花(石蕗) ・花言葉は  「困難に傷つけられない」(石蕗) ・「ちまちまと した海もちぬ   石蕗(つわ)の花」    小林一茶  「石蕗(つわぶき)の   日陰は寒し 猫の鼻」    酒井抱一(さかいほういつ)  「いくたびか   時雨(しぐれ)のあめの   かかりたる   石蕗の花も つひに終はりぬ」    斎藤茂吉(さいとうもきち) ・似ている花へのリンク  樊かい草(はんかいそう)  ユリオプスデージー  雄宝香

(季節の花300より)




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