季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「大弁慶草(おおべんけいそう)」

2019-11-25 04:55:56 | 暮らし
人生日訓(75)

「おのれの拙によりて人の能を忌むこと勿れ」

十人十色というが、この世間人間ほど模様のとりどりのものはあるまい。字の上手

な人、絵のうまい人、話の上手な人、手紙を上手に書く人、世の中にはまさに蘭菊美

を競っているといえる。そこで、字の上手な人は字の話が好きである。「好きこそ物の

上手なれ」なのであろうが、字の下手な人間、私のような者には、どうもその字の話

というものは苦手である。字が下手であるし、てんで字の事は分からないのだから、

字の話に聞き入るかというと、どうも気が進まない。内心、実は字の上手な人をねた

み、そねみ、忌み嫌っているらしい。菜根談の編集者は、なかなか、意地が悪く、「お

のれの拙によりて人の能を忌むこと勿れ」とずばりと私の胸に一本打ち込んでい

る。
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11月に咲いている花「大弁慶草(おおべんけいそう)」

開花時期は、 8/15 ~ 11/20頃。 ・葉は楕円形で肉質。 ・切り取って数日おいても枯れないほど  強いことを、弁慶にたとえた。  「弁慶」→ 鎌倉時代初期の法師。      源義経の忠臣として活躍。      平泉の衣川で”立往生”。 ・ふつうの弁慶草と似ているが、  大弁慶草の方が花の色がやや濃く、  こちらの方がよく知られている。 ・別名  「活草」(いきぐさ)。

(季節の花300より)



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季節の花「孔雀草 (くじゃくそう)」

2019-11-24 04:40:54 | 暮らし
人生日訓(74)

「乏しきを憂えず」

「乏しきを憂えず、等しからざるを憂う」という金言がる。何はなくとも、一家一族が同

じものを食べている間は強い結束が出てきて店舗も繁栄する。「奥と店」が段々離れ

てしまって、店員のお膳にはみすぼらしい干物が乗っているのに、奥の家族たちに

は素晴らしい御馳走が並んでいるようでは、いつかは店員の不平不満がどこかで

爆発する。旦那がくわえ楊枝か何かで、朝遅く起きるようでは店の者のねぼうを叱

る資格はない。また、叱ってみたところで決して効き目はない。子女の健康や教育の

ために止むを得ず、店主の家族が郊外の閑静なところに移転する場合もあろうけ

れども、夕方の店頭に客人が殺到しているのを見ぬふりをしながら郊外の住宅に早

く引き上げるようでは店風は上がってこない。

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11月に咲いている花「孔雀草 (くじゃくそう)」

開花時期は、 8/15 ~ 11/ 5頃。 ・北アメリカ原産。 ・ピンクと白がある。白い花は  「白孔雀(しろくじゃく)」  と呼ぶ。 ・長い茎がたくさん枝分かれして  多数の花を咲かせるところから、  孔雀の尾っぽの羽根に見立てた。 ・別名 「孔雀アスター」 ・9月5日、11月23日の  誕生花(孔雀草) ・花言葉は   「いつも愉快、ひとめぼれ」     (孔雀草)

(季節の花300より)


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季節の花「鶏頭(けいとう)」

2019-11-23 04:50:48 | 暮らし
人生日訓(73)

「勤労感謝の意味」

今日の祝日を、労働者、働いている人々に対してののみ感謝をする日だと、早のみ

こみしている人々が多い。もっと深く反省すべきではあるまいか。第一、働いている

人々に対して私共はもとより心から感謝の心を持つことを惜しまないけれども、働く

側にとっても、丈夫であるために今日も又働きうることえの感謝、幸せによき職場を

得て、自分の生活を保証しているばかりでなく、仕事を通じて、自分というものを伸

ばすことのできる喜びに気づいて欲しい。ただ一方的に働いている人々に拍手を

送る日ではない。
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11月に咲いている花「鶏頭(けいとう)」

開花時期は、 8/10 ~ 12/10頃。 ・熱帯アジアなどの原産。  日本には万葉時代には  すでに渡来していた。 ・花が鶏の鶏冠(とさか)状に  見えるのでこの名前になった。  英語でも  「cocks-comb」(鶏のとさか)。  この花は、  世界中のどの人が見ても  「鶏のとさか」に見えるのだろう。 ・花が丸くなって咲くものや、  槍のようにとがるものなど、  いろいろある。  色は赤いものがほとんど。  だいだい色のものもある。 ・昔は草染めの原料として利用された。 ・薬効   下痢、止血 ・薬用部位 花穂 ・生薬名 「鶏冠花(けいかんか)」 ・薬効   婦人病 ・薬用部位 タネ ・生薬名 「鶏冠子(けいかんし)」 ・別名  「鶏冠花」(けいかんか)、  「韓藍」(からあい)。 ・8月19日の誕生花(鶏冠鶏頭)  9月3日の誕生花(槍鶏頭) ・花言葉は「おしゃれ」(鶏冠鶏頭)      「個性」(槍鶏頭) ・「わが屋戸に   韓藍(からあい)   蒔(ま)き生(おほ)し   枯れぬれど   懲りずてまたも   蒔かむとそ思ふ」    万葉集 山部赤人  「秋さらば 写(うつし)もせむと   わが蒔(ま)きし   韓藍(からあい)の花を   誰(たれ)か採(つ)みけむ    万葉集 作者不詳  「秋風の   吹きのこしてや 鶏頭花」    与謝蕪村

(季節の花300より)


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季節の花「ユリオプスデージー」

2019-11-22 05:04:05 | 暮らし
人生日訓(72)

「少しでも善いことをしたい」

どうせお互いのように多忙な生活をしているもの、自分の渡世に一日中あくせくさ

いているものにふぉえらい善行などのできるわけがない。と言って、ちょっと目を投

げると、自分の身辺には、いくらでも手の届く善行に満ち満ちている。重そうな車の

あとにちょっと手を貸してやってもいい気持ちである。
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11月に咲いている花「ユリオプスデージー」

開花時期は、 9/25 ~ 翌 5/末頃。  長い間咲き続ける。 ・南アフリカ原産。  1972年に  アメリカから輸入された。 ・花は咲く前は白い房に包まれている。 ・葉っぱはおじぎ草に似ている。  銀白色の茎葉もきれい。 ・比較的、寒さに強い。 

(季節の花300より)



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季節の花「ユッカリ蘭」

2019-11-21 04:36:07 | 暮らし
人生日訓(71)

「行先むかひばかり見て足許を見ねばふみかぶるべきなり」

世間には、いろいろ人のくせというか、流儀があって。行き先の事、前の方ばかり見

て、一向、自分の手許、足許のことをおろそかにしている人がいる。いい時はそれで

いいのだが、うっかりすると足を踏み損ねて、転げ倒れることがある。というのであ

る。人生日訓行路にとっていい注意である。蓮如はもう一つここで言い添えている。

「人の上ばかり見て、我が身の上の事をたしなまずば一大事たるべきと仰せられ

候」とある。これは、又一方、世間にはおせっかいににも、他人の身の上のことばか

り心配したり、世話をしたりするが、自分のことは一向見向きもしないでいる人があ

るが、こんな人は、うっかりすると大事件になってしまって、取り返しのつかないこと

になるというのである。
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11月に咲いている花「ユッカリ蘭」

開花時期は、 5/25 ~ 6/15頃。  (二度咲き→ 9/25 ~ 11/25頃) ・春と秋に二度咲きする。  秋の花は、9月下旬頃から   咲き出すものと、  11月になってから咲き出すものに  分かれるようだ。  (さらにそれが年を越して   咲きつづけるものもある) ・アメリカ大陸原産。  1596年にイギリスに渡り、  日本へは明治中期に渡来。 ・葉は先端が尖り、固い。 ・白い、おわんを逆さにしたような花が  たくさん咲く。  一つ一つの花が重いため、  花柱が倒れてしまうこともある。  (いくつか目撃したことあり) ・英名は「Spanish dagger」で  ”スペインの小刀”の意味。  剣状の葉っぱに由来する。  中国名は「鳳尾蘭」で、  「鳳凰」の尾のような形をした蘭、  という意味。 ・別名  「厚葉君が代蘭」   (あつばきみがよらん)。   学名が「Yucca gloriosa」で   「gloriosa」が   「立派な、栄光ある」という意味   があり、そこから    立派な和名がつけられた。

(季節の花300より)

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