季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「苦参 (くらら)」

2020-06-15 04:57:01 | 暮らし
人生日訓(372)

「あたたかい心で接する」

人間の表情というものはいろいろで、一律にするわけには行

かぬyが、人によると、とても愛想よく笑顔をたたえてお客に

接する人がおるかと思うと、これは又、ぶつりとにこっともせ

ぬ人もいる。その時の気分で人間の心境というものは動くも

のではある。

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6月から咲く花「苦参 (くらら)」

開花時期は、 6/ 5 ~ 6/20頃。 ・根の汁をなめると  目が”くらくら”するほど  苦いことから「くらら」。  漢字の「苦参」は漢名から。  「眩草」とも書く。

(季節の花300より)


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季節の花「紫御殿(むらさきごてん)」

2020-06-14 04:30:48 | 暮らし
人生日訓(371)

「上(かみ)礼あえあざれば下ととのわず」

聖徳太子の言葉である。このごろ、よく聞く言葉、「この頃

の若い者は礼儀を知らない」という現代の青年達に対す

る非難である。私もそんな気のしないこともないが、しか

し、あながち、そのことで、今の青年を一方的に咎めたく

ない。一方、今日までの年配者と言うものは少々礼儀とい

うものを形式的に考え過ぎてというように思われ、時には

、少々礼儀過剰ではないかとさえ思えることもある。そのく

せ、自分の礼節のことは棚に上げて、すぐ若い者にめくじ

らを立てすぎはしまいか。若い者に礼儀というものを教え

たかったら、上の者が先ず自分でお手本を示したらどうか

。私などは、今の若い人々がもじもじ、挨拶をし損なってい

るとき、自分から朝の挨拶をする。すると、その波に乗って

若い人々も挨拶をしてくれる。礼儀をしつけていないので

ある。

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6月から咲く花「紫御殿(むらさきごてん)」

開花時期は、 6/ 1 ~ 11/末頃。 ・原産地メキシコ地方。 ・葉が全面的に紫で、花も紫。  紫づくめ。  名前もそこから来たのでしょう。  けっこう長いあいだ咲いている。 ・別名  「パープルハート」    (紫の”ハート”)  「セトクレアセア」    (旧学名の属名)

(季節の花300より)


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次節の花「百合」

2020-06-13 04:34:19 | 暮らし
人生日訓(370)

「誰にも慕われる人になる」

これはなかなか無理な注文かも知れない。万人、誰にでも愛

され、可愛がられるということは必ずしも八方美人になるとい

うことでもあるまい。信謗の二つ、毀誉褒貶(きよほうへん)と

いうものは、誰にもあるものである。しかし、一部の人にでもい

い。恐れられる人物になるより、慕わられる人間になりたい。

それには相当な年齢を以てせねば、それほどまでの味が出て

こないと思う。

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6月から咲く花「百合」

開花時期は、 6/ 1 ~ 8/末頃。  いろいろ種類があり、  開花時期もそれぞれ  少しずつちがうが、  だいたい上記のような  ところでしょう。  「カサブランカ」とか  いろいろありますね。 ・中国と日本は、  百合の宝庫といわれている。 ・欧米では百合は格別に好まれ、  日本の百合を外国に紹介したのは  江戸末期に来たシーボルトだが、  持ち帰った百合の球根が、  ロンドンでは  高値で競売されたらしい。 ・フランス、  リヒテンシュタインの国花。 ・ケルト語で「百合」は  ”白い花”の意味をもつ。 ・細い茎に大きな花がつくので  風に揺れることから   「ゆる(揺)」、  それが変化して  「ゆり」になった。  漢字の「百合」は漢名からで  葉や鱗茎(りんけい)が  多数重なり合うことから。 ・地中の球根のところは  「ユリ根(ゆりね)」と  呼ばれ、食用になる。 ・「立てば芍薬、   座れば牡丹、   歩く姿は百合の花」   ”シャクヤクのように    風情があり、    牡丹のように華麗で、    百合のように清楚”    という、   女性の美しさを   形容することば。 ・神奈川県の県花(山百合) ・3月12日、  4月28日の誕生花     (透かし百合)  6月27日の誕生花(姫百合)  6月30日の誕生花(山百合)  7月15日の誕生花(笹百合)  7月31日の誕生花(百合)  8月30日の誕生花(鬼百合)  10月12日の誕生花          (鉄砲百合)  11月6日の誕生花        (カサブランカ) ・花言葉は  「注目を浴びる、子としての愛」         (透かし百合)  「強いから美しい」(姫百合)  「威厳、甘美」(山百合)  「稀少、珍しい」(笹百合)  「貴重な、稀少」(百合)  「賢者」(鬼百合)  「純潔、甘美、威厳」         (鉄砲百合)  「威厳、高貴、偉大」       (カサブランカ) ・「夏の野の   繁みに咲ける 姫百合の   知らえぬ恋は   苦しきものそ」    万葉集    大伴坂上郎女    (おおともの     さかのうえのいらつめ)  「道のへの   草深(くさふか)百合の   花咲(え)みに   咲(え)みしがからに   妻といふべしや」    万葉集  「あぶら火の   光に見ゆる   わが蔓(かずら)   さ百合の花の   笑(え)まはしきかも」    大伴家持  「忘れ草   わが紐(ひも)につく   香具山の   故(ふ)りにし里を   忘れむがため」    (忘れ草=萱草)    万葉集 大伴旅人  「忘れ草   わが紐(ひも)につく   時と無く   思い渡れば   生けりとも無し」    万葉集  「筑波嶺(つくばね)の   さ百合の花の   夜床(ゆとこ)にも   愛(かな)しけ妹(いも)そ   昼も愛(かな)しけ」    万葉集    大舎人部千文    (おおとねりべのちふみ)  「かたぶきて   たてるを見れば 人しれず   物をや思ふ 姫ゆりの花」    香川景樹(かがわかげき)

(季節の花300より)



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季節の花「姫女苑(ひめじょおん)」

2020-06-12 04:42:05 | 暮らし
人生日訓(369)

「事ごとに信あれ」

聖徳太子の言葉、「信」ということをすすめられた条文に出

る一句である。事ごとというのは、「事毎」という字で表され

る。「毎」という字は母親が軒下で立っている形象文字らし

い。娘や息子が我が家に戻る。「只今っ」と帰ると、母は必ず

戸口に出迎える。これが家庭愛の一つの象徴nであろう。

この「毎」からみずがいつも流れ込むので「海」という字が

出来たのではないかと思っている。それあhさて置き、「信」

というのは字を見れば分かるように、「人間の言葉」のこと

で、嘘があってはいけないのである。そこから信用も信頼

も生まれて来る。「嘘のない言葉」も一度や二度では本物

にはんらない。それが、「事毎に信あれ」である。「あの人

の言葉に絶対にうそがない」というところに信用が生まれ

てくる。
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6月から咲く花「姫女苑(ひめじょおん)」

開花時期は、 6/ 1 ~ 8/20頃。 ・北アメリカ原産の帰化植物。 ・道端でよく見かける。 ・本来「紫苑(しおん)」の  漢字が使われるべきなのだが、  日本産で「姫紫苑」  という別の植物があり、  それと区別するため  「姫女苑」の漢字を  あてたらしい。 ・花は春紫苑(はるじおん)  そっくり。  以下、見分け方。 【春紫苑】   花期は4~5月頃。   つぼみは下向きに   ちょっと垂れる。   白い花の部分はやわらかめ。   葉っぱは茎を   抱くような形で伸びている。   茎は中が空洞。 【姫女苑】   花期は夏(6月以降)。   つぼみは上向きのことが多い。   白い花の部分は   ピーンと張っている。   葉っぱは茎から   ストレートに伸びている。   茎には髄(ずい)という部分が   詰まっている。 ・姫女苑は、  咲き始めの時期が  ちょうど夏前の  草刈りの時期とぶつかり、  あっけなく  切られてしまうことが多い。 ・11月18日の誕生花(姫女苑) ・花言葉は「素朴で清楚」       (姫女苑)

(季節の花300より)



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季節の花「小紫(こむらさき)」

2020-06-11 04:35:27 | 暮らし
人生日訓(368)

「時間をたっとぶ」

仏教の習俗で、お食事のことを「おとぃ」という。「斎」と

いう字で言い表している。印度の土地柄、その気温の高

い所から食事については「時間」というものがやかまし

く言われる。すぐに腐ってしまうからであろう。正午を一

分過ぎても比丘達の食事をとることが許されない。みん

な「非時」(ひじ)と言っている。今日でも禅寺では夕食の

こと、つまり、正午食のほかの間食を「非時」と言っている。

何故仏教で、こんなにやかましく時間のことをいうかとい

うと、ただ熱帯地方の関係ばかりでなく、「人間の生命」と

いうものを大切にするからであろう。

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6月から咲く花「小紫(こむらさき)」

開花時期は、 6/ 1 ~ 8/15頃。 ・紫色のきれいな実をつける。 ・根元に近い方から順次開花し  先端に咲き向かう。  それを追うように実をつけていく。  実は、緑色から紫色に変わる。 ・小紫は紫式部を小さくしたもの  なのでこの名前になった。  小さいが、実のつきかたがいいので  花屋さんでは  紫式部より人気が高い。  紫式部    やや大型(背が高い)。    実も大きめ。    実は比較的バラバラにつける。    花の柄の根元と    葉っぱの柄の根元が    ほぼ同じところについている。  小紫    やや小型(背が低い)。    実も小さめ。    実は枝に沿って    かたまるようにつける。    花の柄の根元と    葉っぱの柄の根元が    ちょっとズレたところにつく。

(季節の花300より)


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