季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「時計草」

2020-06-20 04:30:08 | 暮らし
人生日訓(377)

「縁あるところを守るべし」

鈴木正三の言葉。仏道修行について、あれにしようか、これ

にしようかと迷う必要はない。人間というものは、色々縁の

あるもので、念仏を勧める人があったら、そして自分にやっ

て見ようと思う縁があったら、その「一処を守る」がいいと言

うのである。「無常」を観ずるような気になったら、ひたむき

に、その観法をすすめたらいい。縁のあるところを、しっかり

守れと言うのである。この言葉は、あながち仏道修行に限っ

たことではない。「随処為主」言葉のある通り、自分にめぐり

合わせてその場所に従って、本気になって一途に取り組んだ

らいいのである。今時分に降りかかり、めぐり合わせたところ、

その立つところに自主的に打ち込めばいいのである。そこに

自分の運命を切り開いて行く鍵が有るのである。

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6月から咲く花「時計草」

開花時期は、 6/ 5 ~ 8/10頃。 ・ブラジル原産。  1730年頃に渡来。 ・パラグアイの国花。 ・名前のとおり、  壁掛けの時計盤のような  咲きかたをする。  とてもユニークな形♪。 ・実は丸っこく、  秋にオレンジ色になる。 ・別名  「パッションフラワー」(時計草) ・「果物時計草  (パッションフルーツ)」は  この時計草の仲間。  時計草とは葉っぱの形が異なり、  葉のふちが少しギザギザ。  実(み)は時計草よりも大きい。

(季節の花300より)



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季節の花「茄子(なす)」

2020-06-19 04:54:04 | 暮らし
人生日訓(376)

「一日に少しでも成長したい」

同じ仕事に何十年もとりついていると、たまには侘しい気に

なるものである。「ただこうやって働入れ月給を貰ってはるが、

一体、自分は少しでも進歩しているのであろうか」という寂し

さである。さて思い返して、こうやって仕事をしながらも、少し

づつ毎日自分の知識も広がり、経験も増え、技術も進んでい

る。こう考えると、、急に、何か救われたような気がするもので

ある。

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6月に咲く花「茄子(なす)」

開花時期は、 6/ 5 ~ 8/ 5頃。 ・インド原産、奈良時代に渡来。  野菜栽培。 ・花はうす紫色。 ・夏に採れる野菜なので  「夏実(なつみ)」、  それがしだいに変化して  「なすび」、  それが省略されて  「なす」になった。  また、「梨実(なしみ)」が  変化したもの、  ともいわれる。 ・「茄子紺(なすこん)」■   → 色 いろいろ へ ・お盆の頃に、道の軒先などで  「精霊馬(しょうりょううま)」を  ときどき見かける。   (写真集参照 ↑)  ご先祖様が乗る「馬」はキュウリで  荷を引かせる「牛」はナス。 ★ことわざ  「親の意見と茄子の花は   千に一つも無駄がない」   (茄子は、実を結ばないような    無駄な花はない。    = 全て有効である、の意)  「瓜(うり)のつるに茄子はならぬ」   ”トンビが鷹を生む”    と同じ意味。    親子関係を表わすことわざ。    実際にはありえないこと。 ・薬効   ねんざ、はれもの ・薬用部位 実、へた、茎

(季節の花300より)



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季節の花「アカンサス」

2020-06-18 04:23:05 | 暮らし
人生日訓(375)

「古人もみな金骨にはあらず」

曽洞宗を開いた道元の言葉。つづいて、「在世もことごとく

上器にはあらず、(中略)しかあれば我れらも賤しく拙なし

と云ふとも発心修行せば決定得すべしと知て即ち発心す

るなり」と言っている。ここに「在世」と言っているのは仏教

徒が等しく憧れている釈迦存命中ということで、誰しも釈

迦の在世中の弟子たちは、みんな立派な人物と思い過ぎ

て、自分の凡下卑賎に劣等感を持ちすぎるのに対して戒

めたのである。とくに、人間というものは、「古人」はみんな

利根上器の人々ばかりであったと思いすぎることを戒め

られたのである。法然も同じような見識をもって、「先にこ

そ生まれ玉いたれ」と、先学の人々に鋭く立ち向かってい

る。人間は、いつも同じである。昔が良かったわけでもなく

、現在が悪くなったのでもない。五十歩、百歩の違いである。

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6月から咲く花「アカンサス」

開花時期は、 6/ 5 ~ 7/20頃。 ・おもしろい花のつきかたをする。 ・人の背丈以上になる。 ・地中海沿岸原産。  日本には大正時代に渡来。 ・古代ギリシャ建築に使われた、  コリント様式の柱の頭の部分は、  このアカンサスが  題材となっている。  紀元前5世紀のギリシャ時代、  ある彫刻家が  コリントという土地で、  女の子のお墓にあった  アカンサスの姿形から  ヒントを得て、  コリント様式の建築物を  作ったらしい。 ・ギリシャの国花。 ・別名  「葉薊(はあざみ)」。    ギザギザな葉が    薊の葉に似ている。

(季節の花300より)


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季節の花「石榴(ざぃろ)」

2020-06-17 05:28:13 | 暮らし
人生日訓(374)

「重い石を持つ」

何かの仕事を出されると、やさしい方に手が出るのが正直お

互いの人情である。少しでも楽をしたいということも偽りのな

い人情である。しかし、そんなことをして、ちょっとの骨折りを

惜しんで、一体、自分がどれほどの得をするのであろうか。
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6月から咲く花「石榴(ざぃろ)」

開花時期は、 6/ 5 ~ 7/20頃。 ・西南アジア原産。  日本へは10~11世紀頃渡来。 ・若葉は赤いのでよく目立つ      (4月頃)。  なぜ若葉が赤くなるかは、  紅要黐(べにかなめもち)ご参照。 ・花のあとで落花した状態が、  「たこソーセージ」みたいで  おもしろい。 ・実(み)は食べられる。  不規則に裂けている。  種(タネ)が多いことから、  アジアでは昔から    子孫繁栄、豊穣のシンボル。 ・薬効   せきどめ、下痢どめ ・薬用部位 果皮、果汁 ・生薬名 「柘榴皮(せきりゅうひ)」 ・実に残る”帽子状”の  ガクの部分は  冠にも似ており  王冠をいただく果物として  権威の象徴にもなった。  昔のソロモン王の宮殿の柱頭には  このザクロが    デザインされたという。 ・呼び名の由来は  はっきりしないが、  おもしろい説として、  原産地近くの   ”ザグロブ山”の名前が由来、  というのがある。  ・男性陣の中にいる、  唯一の女性のことを  「紅一点」というが、  これは、中国の王安石が、  石榴の林の中に咲く花を  詠んだ詩から出た言葉。 ・リビアの国花。 ・「姫石榴(ひめざくろ)」は、  ふつうの柘榴より  花や葉っぱが小さく、  花は少し遅めで  夏から秋にかけて咲く。 ・「柘榴」とも書く。 ・「鈴なりの   石榴いろづき 埃風の   なかに揺るるよ   その赤き実が」    大橋松平  「ざくろの実   いまだ青しと 待ちしより   今日雨にぬるる 大き紅」    佐藤佐太郎

(季節の花300より)



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季節の花「夏椿」

2020-06-16 04:56:13 | 暮らし
人生日訓(373)

「隠れたる者に知られぬはなし」

イエスのことば。「蔽われたる者にあらわれぬはなく」に続

いた言葉である。釈迦の説法にもこれに似た言葉がある。

釈迦の場合は、その電動の目的は、「たおれたるを起こし、

覆いかぶさっていり者をあらはにする。」というようなこと

を言っている。このイエスの言葉は私のような素人には、

その本意はつかめないけれども、我流に受け取って、な

かなか、いい言葉だと思っている。イエスはもっと物の本

質につき進んでいるようである。およそこの地上のもの

というものはいつまでも隠し切れるものではない。善行

をやった者は、いつの日にかは世人の目につきし、悪い

ことをした場合にも、遅かれ、早かれ、必ず、世人の目に

つくのである。

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6月から咲く花「夏椿」

開花時期は、 6/ 5 ~ 7/10頃。  「椿」の名だが、  梅雨の頃に開花する。 ・すっきりした白色のきれいな花。  5枚の花びらの縁(ふち)には、  こまかいギザギザあり。 ・花の形が椿によく似ていて、  夏に開花することから「夏椿」。 ・幹はすべすべしている。 ・お寺によく植えられている。 ・「沙羅双樹(さらそうじゅ)」  と呼ばれることもあるが、  お釈迦(しゃか)様が  亡くなったときに  近くに生えていたことで有名な  「沙羅双樹」は、  全く別の熱帯樹のこと。  「沙羅双樹」は  日本ではあまり育たない。  では、なぜ夏椿が  この「沙羅双樹」に  間違われたのか・・・。  昔、ある僧侶が、  「仏教にゆかりのある沙羅双樹の   樹は、日本にもきっとあるはず」  と、  山に入っていろいろ探したところ、  夏椿の木を見て  「これが沙羅双樹だ♪」  と思い込み、  それを広めたため、  との説がある。  (ちなみに、釈迦が悟りを   開いたことで有名な木は    「インド菩提樹」)  「釈迦」いろいろ → 菩提樹 ・別名  「沙羅の木」(しゃらのき)。    沙羅双樹とまちがえたため    この別名がついた。

(季節の花300より)



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