日限山4丁目日記

横浜市港南区日限山4丁目は美しい町です。美しい庭・家は町を美しくし、人々を幸福にします。まちびと

町の次の課題は生活困難者対策

2013年08月24日 | 日記
横浜市港南区日限山4丁目が京急の大規模宅地分譲地の一画として売り出されたのが1972年です。
一区画の宅地面積が200㎡ぐらい、町中の道幅は広いもので8m、狭いものでも5mあり、整然とした美しい町です。
1970年ごろの大手宅地分譲会社は町づくりにロマンを持っていたと思います。
横浜市にも美しい町をつくりたいとの意欲がありました。

その後、住環境保全に関する住民の考えが多様化し、宅地細分化が起こっていますが、41年たった今も3/4ぐらいの住民は宅地細分化に反対です。
したがって4丁目は今後も美しい町として続いていくと思います。

今はどんどん家の建て替えが進んでいます。
新しい家は昔の家に比し、機能が改善し、豪華になっていると思います。
昔は生垣で囲まれた庭が多かったのですが、今は囲いがあっても道から庭がよく見えることが多く、おかげで道がさらに広く感じられ、町中の散歩が楽しくなりました。
個性的な庭づくりを楽しむ人が増え、町は一段と美しくなっているとの印象を受けます。

現在は40%弱と老人が非常に多い状態です。
やがて老人は減り、年齢構成は普通になっていくと思いますが、今は近くに総合病院がない、老人施設がないという問題があります。
しかし経営の永続性を考えると4丁目およびその周辺の過渡的現象を対象にしてこれらの施設を近くに建設することは容易ではありません。
既存の在宅老人を対象とした支援センター機能などで乗り切れるのか、世話をしてくれる人がいなくなり、かつ体の不自由な人が一人で生活することになった場合、誰が世話をするのか、過渡的な問題とはいえ、深刻な問題があると思います。

民生委員が頑張っていますが、民生委員の成り手がいないと言われています。
近所の助け合いは大切なことですが、その程度では対応できない問題も発生すると思います。

給料など地方公務員並みの待遇で町に在住し、生活困難者の近くにいて権限をもって具体的に問題解決する人が何人か必要ではないでしょうか。
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