日限山4丁目日記

横浜市港南区日限山4丁目は美しい町です。美しい庭・家は町を美しくし、人々を幸福にします。まちびと

放水訓練無事終了

2015年08月03日 | 日記
8月2日(日)午前、炎暑の中、西洗火消しの会は消火栓を使った放水訓練を行いました。
上永谷消防出張所が協力してくれました。
午前から気温がぐんぐん上がり、立っているだけでもたまらない暑さでしたし、夏祭りが終わって約1週間ですから住民(28班中7班)の集まりは悪いのではないかと思いましたが、驚いたことに50人以上集まったのではないでしょうか。
火消しの会からは25人ぐらいが参加しました。

最初に火消しの会の若い会員が4人で模範演技を行いました。
1人が指揮者、ホースを2本使いましたので、残りの3人が火元に一番近いホースを担当する1番員、消火栓につなぐホースを担当する2番員、消火栓を担当する3番員をつとめました。
慣れたもので短時間でホースを展開し、放水を始めました。
消防署が指導するのでなく、会員が自分達で行っていました。

次に住民が3グループに分けられ、会員が指導して住民の放水訓練が行われました。
ここでまた驚いたことは、住民の大半は女性であったり、結構高齢の方が多かったりしたのですが、単なる見学ではなく、何の躊躇もなく放水訓練に参加したことです。
是非放水訓練を経験したいといった雰囲気でした。
消火栓の使い方に十分慣れているようではなかったが、消火栓を使うことに抵抗感をもっていませんでした。
これは数年にわたって毎月火消しの会が班別あるいは向こう三軒両隣の助け合いを考慮した訓練ブロックを設けてその近所の消火栓を使って、水こそ出しませんが、消火訓練を行なってきた成果と思います。
消防署の方は要所々々に立ち、安全確認と注意をやっていました。

火消しの会は大勢の住民を訓練するノウハウを持っているようでほとんどもたつくことなく、次から次へと訓練をこなしていました。
住民は1-3番員の訓練を受けましたが、次に訓練を受ける3人はヘルメットをかぶって順番を待っていました。
住民には1対1で火消しの会会員がつき、指導、安全確認、補助を行っていました。

放水が終わると、火消しの会の会員が手際よく、濡れたホースを片付け、中の水を出して再び訓練に使えるように巻きました。

放水訓練の待ち時間を利用して住民にはホースを伸ばしたり、巻いたりする訓練も行われました。

最後に上永谷消防出張所長の講評がありましたが、火元担当と消火栓担当の間の伝達について2番員がその役割を認識し必要かつ無駄のない行動をするようにと注意がありました。

消火栓を使った消火はチームワークです。
個々の操作だけでなく、指揮者の役割が重要と思いました。
いざという場合は誰かが指揮をしなければなりません。
火消しの会会員だけでなく、住民も指揮者をつとめる訓練を受けるべきと思いました。

西洗火消しの会は若い人達も会員になっているボランティアグループです。
是非、組織と活動を大切にし、発展を続けてほしいと思います。
町が高齢化していますが、西洗自治会は高齢化に負けず、西洗火消しの会のような自主性をもったボランティアグループを支援し、育ててください。
コメント
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