記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

名画に浸る

2022年01月05日 12時14分40秒 | 好きなもの

 

 

今年最初に感動した絵。

 

La Naissance de Vénus

 

『ヴィーナスの誕生』

アレクサンドル・カバネル

 

 

じつは、雑貨のデザインのアイデアを得ようと、2年前の雑誌を開いていたら、その絵に釘付けとなった
(LEE [リー]2020 JANUARY  No.439 集英社)

 

雑誌に掲載されていたのは、名刺よりもやや小さいサイズだったが、ヴィーナスの美しすぎる姿体と愛らしい天使たちの虜になってしまった

 

よく見ると、とても深そうな海の波の上に横たわっている

現実的に考えたら溺れてしまいそうだが、海がヴィーナスを優しく包んでいるといったことなのかなどと、想像が無限に膨らむ

 

 

 

実物はオルセー美術館にあると言う。

そうだったんだ。。記憶にないのが実に残念

今度訪れたときに、じっくり観てみたい。

 

 

ちょうど今読んでいる本の著者、エミール・ゾラのことが書かれていたので、さらに調べてみた。

 

今の美術の教科書でも掲載されているかな?

「笛を吹く少年」の画家、エドワード・マネを賞賛していたゾラが評価したこのヴィーナスの誕生は、非現実的な絵画として受け入れ難かったようだ。

 

絵画は、現実的に表現するもあり、現実に空想や理想を加えて新たな世界を作り上げるも良し。

 

私はどちらかと言うと、後者の絵画がより好きです

 

コメント
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