記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

おひとりさまランチ

2009年08月30日 17時13分08秒 | Weblog
ひとりで外食することが全く苦にならない私
でもそうでない人は男女問わず意外と多いことに最近気づいた。

以前にも書いたが、私は黙っていても頭の中(心の中)でうるさいほどしゃべっているし、常にいろんなことを考えている。だからひとりでいても寂しさとは無縁なのだ。
また、美味しいものには目がないので日本に限らず世界でも目的の食を求めて訪ねていく。まあ、ガイドブックに載ってるお店はアタリハズレがあって、地元の人に聞くと評判が悪かったり、全く知られていなかったりとあてにならない事がよくある。だから現地の人と友達になって聞いた方が確実な事が多い。

ひとりで食事をすることを寂しいと感じている人々にとっては他人がひとりで食事をしている姿はどうやら寂しく映るらしい。 これ、全くの誤解だと気づいてほしい。これは男の人に多く見られる解釈である。
私がおひとりさまの外食で苦に感じることと言ったら、美味しいと言葉に出し、満面の笑みを浮かべることが出来ないことだ。ひとりでにんまり笑ってる姿を見られたくないので口元は笑ってるけど、目は必死で堪えてしまう。もちろん知り合いの店なら遠慮はいらないが。

そう。だから男性諸君、心配ご無用です自分と同じ思考回路の女性ばかりと決めつけないほうが無難ですよ。


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2日目

2009年08月29日 17時00分07秒 | Weblog
ついに2日経過。
アラフォーとはもう言えない。
27日のランチは上司がバースデーランチに連れていってくれた。他に8月生まれの社員も一緒だ。
Hさんはアラフォー世代。Oさんは26だ。うーん、26才なんて遠い記憶の彼方だでもその時代の私は今と比べるといろんな面で無謀だったかも知れない。そして自分の求めたことに対して常に貪欲に突き進んでいたと思う。

入り口は小さめだが、中に入ると奥が広く迷子になりそうな和食のお店だ。突き当たりの広い個室に私たちは通された。久しぶりの個室だ。お食事は個室が好きです。落ち着くので。
掘りごたつ式の和室に私が上座、隣がHさん、そのとなりがOさん。すると何故かHさんとの間隔をかなり空けてOさんは座った。上司が気になって聞くと、「年齢に幅があるので」だと言う。まったく相変わらず意地悪を言ってる。カチンと来たので、「だったらもっと遠くだから隣の部屋に行って!」と冗談混じりに訴えた。その反応には上司も爆笑!!
お料理は写真にあるとおり、大きなどんぶりの中におかずが綺麗に並べられている。思わず持参したカメラで写真を撮った。座りながらの撮影だとすべてのお料理がうまく入らないので、たちひざで撮ろうとしたらみんなに呆れられた。そして上司に8月生まれの三人で写真も撮って頂いた。
写真見るとそんなに年齢差を感じないけどな、と思うのは多分私だけなんだろうな

お腹もこころも満腹になってお店を出ると、急に現実の世界に戻った気分だった。
だってまるで都会の隙間にぽっかりと現れた老舗旅館にでもいたような気分に浸れたから!


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存在感

2009年08月23日 21時01分51秒 | Weblog
昨日の美の巨人の前川國男さん。
20世紀の巨人、ル・コルビジェの日本人最初の弟子だという。
「もしも建築が芸術であるならば、建築家というのは骨身を砕いて存在感を求め続ける人間のことだ。そこに多くの人たちとのコミュニケーションがある」
と彼は言っている。
何も建築家に限ったことではない。
人は多かれ少なかれ、自分の存在感、ひいては存在価値を無視して生きられる生き物ではないのだ。
そしてそれは死ぬまで続く。芸術家なら尚更のことである。
この世を去ってもなお、自分の存在感を絶やさずいられる事は、芸術家として本望だ。私もそうありたい。

存在感と言えば大学生の頃、姉と三色うどんの美味しいうどんやさんでのこと。(ここのモツ煮がおいしかった!)
注文をとりに来たお店のおばさんは姉の注文をとると私の方を見ることなしに立ち去ろうとした。冗談かと思ったが、本当に行ってしまいそうなのであわてて呼び止めた。私も頼みたいんだけど。思わず姉と目をみあわせた。(断っておくが、姉は一人分の量しか頼んでいない)
私が見えなかったのかな。実に不安になった。
ほかにもある。駅で切符を買おうと画面にタッチしても全く反応してくれない時期があった。銀行も同じ。仕舞には「画面にタッチしてください」と言われる始末。仕方なく違う機種に移ったりしたものだ。そして自動ドアまでほかの人が立つと開くのに私が立つと微動だにしない。あれはなんだったんだろう。私の存在感が薄かったのだろうか。マイケル・J・フォックスが主演したバックトゥーザフューチャーIみたく、未来の写真の自分の姿が透明に近かったかもしれない。

番組で紹介された前川國男さんの建築を見たくなった。ヨーロッパの師匠と、母国日本独特の感性の持ち主とのコラボを見に。
それは武蔵小金井、東京たてもの園にある。建築に興味ある人は、是非訪ねてみて。


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洗濯物干し

2009年08月23日 02時30分37秒 | Weblog
いま、この真夜中にベランダにでて洗濯物を干していたら不思議な光景を見た。
遠くにありる高層ビルの上に物置みたいなものが浮かんでいる。目を疑ったが、確かに浮いている。記録に残さなければと思い、コンパクトのデジカメのシャッター速度をスロー(一秒まで設定できた)にして実際の状態をたしかめた。
残念ながら浮いてはいなかった。ちょっとガッカリ。高層ビルの屋上にある小さな建物を壊しているようだ。手前には細い腕を最大級まで?延ばしたクレーン車がいた。
コンタクトをすでに外してしまったのでメガネをかけて再びベランダに出てみたが、詳細はつかめない。
しかしこんな真夜中に危ないだろうに。視界も悪いし。余計な心配をしながら、ふとビルから視線を外し真下を見るとこんな夜中にツナギらしき格好で帽子を被ったおじさんが歩いている。突き当たりの一軒家の前で立ち止まると、ポストに折り畳んだものをいれた。新聞配達だ。早い何新聞だろうか。感心して再びビルに目を向けると黒い小さな平べったいものが飛んでいるのが目に止まった。おそらくコウモリだろう。コウモリなんてドラキュラの映画の中でしか見られないと思っていたけど、意外と身近な動物なのだと大学生の時に知った。夕方になると大学最寄りの駅のバスターミナルで旋回するコウモリの集団を見たのだ。はじめは気持ち悪かったが見馴れてしまった。きっと子供の時からコウモリは身近にいたんだろう。わたしが雀と勘違いしていたんだと思う。にしても週末の真夜中、働いている人は少なくないんだ。おつかれさんでーす


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だまっているということ

2009年08月23日 02時13分15秒 | Weblog
秘密の話ではない。
人は喋っていないとき、頭のなかを空っぽにすることは出来るのだろうか?
わたしはできない。常に何かを考えている。そして声には出さないが、絶えず話をしている。これも独り言というのだろうか?少しくらい無の状態でいたいのだが、できない。できたと思うのは寝ている時だけだろう。但し夢を見ている時は無の状態とは言えない。
夢の中でも自我は存在するのだと私は信じている。
子供の頃、よく高いところから落ちる夢を何度も見た。何かに追われて追い詰められた先が断崖絶壁飛ぶっきゃない。そして地面にぶつかる瞬間にいつも目が覚めた。目覚めた時に、どうせ夢なんだから落ちても痛みはないはずと言い聞かせ、こんどは着地までしてみようと思いたった。デキタまるでスローモーションのアニメみたいにフワリとからだが浮き、ゆっくりと落ちていく。浮いた感覚はジェットコースターで浮くのと似ていた。その時私は、やっぱり夢だから平気なんだとつぶやいていた。そしてまるでパラシュートを付けたように無事に着地していた。
大人になってからは全く見なくなってしまった。久しぶりにあの感覚を味わいたい

ところでどなたか完全に無の状態になれる方法知りませんか?ブッダの悟りを見習うべきですか?


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強すぎる視線

2009年08月22日 02時00分47秒 | Weblog
東京駅地下から上がるエスカレーターで、ショートワンピースからスラリと伸びたきれいな脚のお姉さんがわたしの前にいた。女の私でも惚れ惚れするくらい美しいラインに釘付けになっていたら、右側を上ってきた中年の男性がおもいっきり顔見していた私と同じように綺麗な足に見とれたんだろう。顔は?という感じなのだろうか?
見ていた時間は二秒間はあったはず。そして中年男性は前を向き直って上っていった。当然のごとく女性は言葉では表現し難い不快感を身体で表していた
日本はどうして不躾な視線を向ける男の人が多いのだろうか。自分がそうされたら不愉快だろうに。意味もなく向けられる強い視線は人によっては一瞬かもしれないが実に嫌な気分にさせるのだ。 だから私は、視線を合わせないようにしている。明らかにこちらを見ているのが視界に入ったら、あえて目を反らすのだ。失礼極まりないおじさん(本当はさん付けしたくない)は混んでいないスーパーでわざとぶつかってきたのに、「危ないんだよ」と理解に苦しむ発言をした。怒り心頭だったがグッとこらえ、あくまで無視。相手にされないとわかるとそのおじさんは黙ってどこかに消えてしまった。
無視は自分を守る最良の手段なのだ。


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決まった日

2009年08月18日 23時47分12秒 | Weblog
お化粧をする時、まゆは何番目に描きますか?
わたしは最後から二番目。今日の眉は自分好みの形に決まった毎日こうだといいのだが、なかなかうまくいかないのが現状。
今時の小学生はすでに眉をカットしていてびっくりだけど、私なんか「ホッタラケの島」じゃないけど、大学二年までいじったことがなかった。至ってナチュラルな状態。だから太くて濃い眉だった。凛々しいと言えば聞こえはいいけど女性にはビミョーな響きだ。
友人たちの整った眉を見て、いい加減私も手入れをする気になった。とは言ってもいきなりカットするのは危険塩梅よくソニプラで売っていたトニータナカの眉テンプレートを買った
これは薄いプラスチックのプレートに好みの形の眉が切り抜かれていてアイブロウで内側に沿って描けばテンプレートと同じ形の眉が出来るというもの。子供の頃これと似た容量で、幅のある太めの定規に丸や三角、四角、♥や☆が切り抜かれたものがあったっけ。テンプレートからはみ出た眉はカットする。しかし私はカットせずに抜いていた。カットするより長く持つと思ったからだ。抜いていたうちの家系はいまや化粧を落とすと眉が半分の長さしかない二度と生えて来なくなった。

以前は一番最後に眉を描いていたのだが、一度だけ描き忘れて出勤して以来、最後に描くのは止めた。急いでいるとつい急に思い浮かんだほかのことに気をとられすっかり忘れてしまう。結局描き忘れた日は仕方なくHBの鉛筆で描いた
アイブロウに比べて芯が硬いから痛かったがなんとか様にはなっていた。眉は何番目に描く?


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最近のお墓事情

2009年08月16日 17時26分01秒 | Weblog
お盆休みも終わり明日から通常通りのリズムに戻る。
お墓参りには行きましたか?
わたしはお盆休みをとらなかったのでお彼岸に行くつもり。ところで最近のお墓は浮浪者が出没するそうだ。
ご先祖さまにお供えした食べ物を目当てにやってくるのだと信じられない。いつかバチがあたるだろう。
わたしがお墓参りに行くときは日本酒かビールを置いてくる。浮浪者にとってはつまらないお供え物だろう。つまみも一緒においていってくれとでも言われそうだ。


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サバ読みすぎ

2009年08月10日 07時05分39秒 | Weblog
昨日来月予定している夏休みの旅の予約に近畿日本ツーリストを訪ねた。
海外のチケットを取る煩わしさとは打って変わって、国内旅行はその場であっと言う間にホテルの手配までなんなく終える事が出来た。予約シートを受け取ると、わざわざその場で開いて確認などしなかった。
帰宅してシャワーを浴びた後、ゆったりとした気分で予約のシートを見てみた。名前間違いなし。日にち間違いなし。宿泊数、滞在先ホテル二ヶ所も間違いなし。年齢は。。。。
68!?
うぇっ。なんで
担当した人は入ったばかりらしく少したどたどしい応対だったのは確かだ。飛行機会社に年齢も伝える必要性があるからと、直接聞いたのにも関わらず大きな間違いだ。私のように自由気ままな生活を送っている人間は比較的若く見られがちだが、30才近くも上にサバを読まれたのは初めての体験だすぐに連絡しようかと思ったがすでに営業時間を過ぎていた。来週また行くからいいか。
しかし伝えた年齢に響きが似ているわけでもないし、一体どこをどう間違えたのだろうか?こうなったら68才の同じ時期、お一人様旅を満喫しなければ


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目ぢから

2009年08月09日 17時46分07秒 | Weblog
川崎市民ミュージアムで開催されているハービー・山口さんの写真展に行ってきた。
モノクロばかりの写真は私の身体に抵抗なく浸透していく。音が聞こえてきそうな風景、ゆったりとした時間の流れを感じる光はどこか懐かしさを感じる。
ベルリンの壁崩壊の時期の写真に興味深いものがあった。崩壊直後の壁に描かれたネコみたいな目。その二つの目玉に吸い寄せられた。絵だとわかっているが何故かそれ以外の景色には興味が持てなかった。

生まれて間もない赤ちゃんは母親のどこを見て反応しているかという実験を所さんの目がテン!でやっていたことがあった。のっぺらぼうのお面に口、鼻、目だけをそれぞれ書いたものをお母さんが被り赤ちゃんをいつものようにあやす。結果は目が書いてあるものだけに反応しニコニコ笑った。目玉に反応するのは本能なのだ。たとえそれが本物ではない絵だとしても、惹き付けられてしまう性分なのだ。

突然の土砂降りに足止めをくってしまった。
バス停でひとり雨宿り

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