記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

観察力と想像力を働かせる

2021年06月27日 11時47分05秒 | 渡仏時代

 

今日は「シルバーシート」をテーマに、4コマ漫画と、それにちなんだコラムが掲載されていた。まず掲載写真に、目が点状態になってしまった

 

 

何故って、かなりユニークなヘアスタイルをされている和服姿のご婦人が写っていたから。

当時では、流行りのスタイルだったのかな

 

 

写真はさておき、シルバーシートに関する、ごもっともな意見。。。

 

私がまだ小学校に上がってなかったくらいの時だと思う。

母に連れられて電車に乗った時、空いている席を見つけては、母に座ってもらいたい一心で、真っ先に自分が座ったものだ。そう、陣取りである。

元気いっぱいの子供は、座るなんて考えたこともなかった

 

でも、昔と違うのよね。

親が子供に席を譲る光景を20年以上前から目撃してきた

だから、お年寄りや妊婦さん、身体障害者などの方々に席を譲る姿を見ると、ぽっと心があたたかくなり、貴重な人だとさえ思うようになった。

 

一方、パリのメトロでは、実に自然に席を譲る光景を目の当たりにする。ごくごく当たり前という感覚
特に衝撃だったのは、メトロ構内の階段下で、ベビーカー横に、
2人の小さな子供を連れたご婦人が立ち止まっていた時。通りがかりのスーツ姿の男性が、ベビーカーを抱えて階段を上っていった。これもパリでは普通のワンシーン。男性じゃなく、たまたまそこを通った女性2
が、暗黙の了解でベビーカーを持って階段を上がって行く姿も見たことがある。

パリジャンと日本人、何が違うのか

 

考えるに、観察力と想像力の違いなのではないだろか

 

いま、ここで起きていることを正しく理解すること。

そして、いま何を必要としされているのか。

 

「シルバーシート」がなくても、自然にゆずれる心を養える、環境なのか、教育なのかを築きたいものだ。

 

 

話は戻るが、写真の和服姿のご婦人を見ていたら、おばあちゃんを思い出した

母方のおばあちゃんだったが、七五三の時に遠くからはるばる着物を着せに来てくれたっけ
後ろで丸くお団子にしていたと思うけど、確かにこんなヘアスタイルだった

過去のブログを紹介

席をゆずることできますか?

 

パリのメトロについて書いたブログ

・11年目にして価値を見出す?!

・12年前のパリのステレオタイプ

・やはり近くが見えない

・朝ごはん

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ザワークラウト

2021年01月09日 11時28分11秒 | 渡仏時代

 

 

パキッと、歯応え抜群、肉汁が溢れるフランクフルトと一緒に食べると美味しいザワークラウト

 

このキャベツの酢漬けが、片頭痛で吐き気を伴う時に、うってつけのメニューだと、昨日自らの体験で知った

 

年末年始は、食べ過ぎる傾向があるからと、サッパリするザワークラウトを去年の暮れに、カルディで買っておいたのだ

 

 

このザワークラウト、パリに留学していたときも良く買って食べていたっけ

比較的安くて大きな瓶詰めだから、節約になるの

パリのお肉屋さんやマルシェにある、巨大なグリルの中で、丸ごとぐるぐる回りながら焼かれるロティサリーチキン。それを1/4に切り分けてもらい、ザワークラウトと食べるのが、月2回のご褒美だった。(いまは、コストコで手軽に手に入れることが出来るね!あぁ、コストコ行きたい)

 

そう留学時代は意外と貧乏生活だったんです
実は借りていたアパルトマンの大家さんが、アロカシオンの手続きをとってくれなかった為、ひと月の生活費がキチキチに

 

だから、外食は極力避け、ランチは手作りサンドイッチをお弁当にしていた。付け合わせもこのザワークラウト!

サンドイッチは、たまごサンドにしたり、チーズやハムを挟んだり。そうそう、パリではたまごサンドって見た事なかったな美味しいのにね!

 

ありがたいことに、フランスはチーズの種類が豊富で恐ろしく安いから、食べない日はなかったかも

 

 

あと、一緒によく食べたのは、カスレの缶詰。レンズ豆の中にソーセージがごろごろ埋まってるの。宝探しみたいで面白い!!こちらは煮込まれているソーセージだから、とても柔らかかった。

これも馬鹿でかい缶詰なので、数回に分けて食べることが出来た。

 

今となっては、懐かしい思い出です

 

 

 

(注釈)アロカシオンとは、外国人留学生でも受給できる住宅手当のことです。

 

 


大好きなコーヒーも、頭痛の時はお休み。
その代わり、蓮の葉茶が欲しくなります

 

 

 

 

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忘れられない一言

2020年11月20日 17時57分21秒 | 渡仏時代

 

 

2005年、パリ写真学校時代の話

 

水曜日の午後に、ミュゼ(Mussees)と言う授業科目があった。

担当のニコル先生が、パリで開催している写真展に生徒を連れて行き、特徴的な手法や写真家の背景などを説明してくれる、2番目に好きな授業だった。因みに1番は、fine artの授業。

 

 

たいてい、現地集合だった。

各々ランチを済ませ、メトロのホームで、友人と電車が来るのを待っていた時のこと。

スロベニア人のアイリスがホームに降りて来た。私たちのすぐ手前でしゃがみこみ、スーパーのレジ袋から取り出した飲み物を、ゴクゴク飲みはじめた。

ペットボトルのような容器に入っていたのだが、色がどす黒い赤紫でドロドロしていた
日本じゃ見ないジュースの色だった

 

 

What are you drinking?

 

と聞いたら、アイリスが絞り出すような声で一言

 

Blood!

 

衝撃の一言に、友人と叫びながら大爆笑

 

それ以来、友人と会うたびに、このエピソード思い出しては笑うことに!!

 

結局、なんのジュースかは謎のままだった

 

 

友人Akikoさんからいただいたこの紅茶淹れる度に、あの時のアイリスを思い出す。くすっと笑いながらね!!

こんな色だったんだもん!

紅茶の味は、酸味があってビタミンCがたくさん摂れそうな雰囲気です。この時期、乾燥で喉が痒くならないための予防になりそうです

 



 

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