記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

浮気はエクササイズ

2010年02月28日 16時55分45秒 | Weblog
昨日の弾丸トラベラーで青田典子さんが発した名言
さすがである。
こう言い切る気前の良さは同性ながらカッコイイ

浮気をするなとは、私は言わないたちである。
だって程度の差はあれ、無駄な抵抗でしょ
結婚って法的には守られているけど、安心して妻の座にどっぷり浸かっていると結構危ない状況に陥ってしまうことがある。
もちろん女性側の非も否めない。
家田荘子さんの本にも書かれていたけど、結婚しても常に恋人同士でいられるためにはそれなりに女性も努力が必要であると。浮気を責める前に自分を振り返る必要があるのだ。

この年で浮いた話がない私に、一体どういう人がタイプなの?と聞かれることが最近増えた
昔は「優柔不断じゃないひと」なんて言ってたけど、「男はみんな優柔不断だ」と言われてから、確かにその通りだったので、タイプがなくなった。
番組のなかで青田典子さんは「尊敬出来る人」と答えた。
「浮気をしても尊敬出来る相手なら上手に説得してくれそうだ」というおかしな理由に笑ったが、どこか尊敬出来るところがあるのは大切。 次回からそう答えよう。
誰か聞いてくれないかしらん


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気にしない気にしない

2010年02月28日 16時23分38秒 | Weblog
最近気づいたこと。

受話器の置き方と書類の渡し方についてだ。

電話がかかって来た場合に多いが、話が終わり受話器を耳から離そうとした瞬間にガチャンッと大きな音を聞くことがある。自分も聞いた経験があるが他人の受話器からも聞くことがある。こんな受話器の置き方をする人間が一人だけではないことに驚いた。

もうひとつは書類と言ってもA4の紙などが多い。渡す相手がいるにも関わらず、紙を投げる人がこれまた多く見かける。

初めは実に不愉快だったが、そういう人なんだと思うようにした。大抵そういう人たちは相手によって態度をコロリと変える。まるでカメレオンだ。見ているこっちが可笑しいくらい。

教育心理学をちょっとだけかじったことがある。
成長期の家庭環境や教育環境に問題があるのだと私は思う。
相手の立場を思いやることが出来ない可哀想な人たちだ。あるいはそんなことで立場の違いを主張したいのかな。だとしたら器のちいさな人だ。
私は自分より年が10才以上下なら、その人のこれから先のことも考慮して指摘はするようにしている。もちろん若くても明らかに伝わらないと感じた人には何も言わない。余計な体力は使いたくないからだ!
年が近いと、正直言うのがバカらしい。言われる方も聞く耳は持たない。今まで何十年もそうやってきた人が変わるわけがない。だから大の大人には誰も言わなくなるのだ。
相手によって態度を変える人は自分に自信がない証拠。もちろんそんな人は信用出来ない。そうそう、もうひとつあった
本人にはあだ名で呼んで、さも仲のよさそうな素振りを見せているが、相手がいないといきなり呼び捨てで悪く言っている。理解出来ない。だったらはじめからあだ名なんかで呼ばなければいいのにと思う。これまた話す相手によって人の呼び名を変える人は信用出来ない。
だって私がいないとこでは何を言われてるかわからないもん。こわいこわい
あ~、そう考えると信用出来る人って僅かなんだなあって思った。
ちょっぴり悲しい現実です。
でも気にしない気にしない。
誤解があってはいけないので付け加える。
こんな態度を取ることを当たり前と思ったり、慣れてはいけない。
明らかにおかしいからだ。
ただ、見てみぬ振りをするということ。
反面教師として自分はそうならなければいいのだ


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デザインと実用性

2010年02月28日 00時25分30秒 | Weblog
昨日、依頼されていた名刺のデザインが完成しデータをCDに焼いてクライアントに渡した。ひとまずホッとした

名刺のデザインを手掛けたのは今回で2度目になる。
小さな紙キレに必要最小限の情報を込める。
私はできるだけシンプルにしたい。多すぎると思えるほどの空白を大切にしたい。見る人の目があちこちに泳ぐことを防ぐ為だ。先日登場した北大路魯山人独特の「間」と同じ意味合いである。

レイアウトによって記載内容が同じでもうるさく感じたり、シンプルにも映る。
この感覚は自分を信じて曲げないが、肝心の実用性を無視していた
というのは、デザインにゴーサインがでたので最終データを制作していた時、クライアントから待ったがかかった。
実際に名刺を渡すとき、左上に書かれた自分の名前を親指で隠してしまうというのだ。たしかに男の人の手なら名字が隠れてしまう。本末転倒だ。
デザインとレイアウトのことしか頭になかったことに反省した。

今日、初めて訪れた美容院では担当者が私を椅子に案内した後、正面の鏡の前にある小ぶりのテーブルの右端に自分の名刺を立てかけた。これはいい考えだ。「担当の○○です」と言われても、一度聞いただけでは絶対覚えられない。でもこうして目の前に名刺が置かれていれば、さすがに覚える。この名刺は私が最初に制作した名前の位置と全く同じだった。デザイン的にはやはりこの方がいいのだ。その考えは変わらない。ただ、使い方に因るというわけだ。
美容院では直接名刺を渡されることはない。もしかしたら私が経験ないだけかもしれない。でもそこまでかしこまって挨拶されるとなんだか恥ずかしくなる。
手渡しはしないけれど確実に名刺としての役目を果たす方法を、この美容院ではとっているのだ。手渡ししないからこそ、このデザインが採用されたのだ。

デザインは見た目だけではなく、使う時の個々人の細かなシチュエーションをも考慮しなくてはならないのだ。

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みつけた

2010年02月27日 22時01分04秒 | Weblog
午後一で予約しておいた美容院に10分遅刻の電話を入れた
昨日は寝たのが平日の起きる時間だったので、目が覚めたのは12時半だった

初めて入る店内はアップルグリーンとブラックの2色を基調としていて、余計なものを一切なくしたシンプルかつモダンなデザインだった。まさに私好み。居心地がいい
白い壁にスライドが映されていてBGMが流れている。このシンプルな店内がどことなくパリのカフェや学校を思い出させ懐かしくなった。 

美容院は個人経営のところが好き。チェーン店は面白味がないからだ。
オーナーのセンスと私の好みが合うとリピーターになる。
留学する前4年ほど通っていた美容院は珍しいギリシャ語のクレーネ(泉)という店の名とお店のデザインがお気に入りだった。ところがオーナーの実家である北海道に一家揃って帰ってしまったので店はなくなった。それ以来決まった美容院がなく、転々とさまよっていた。

カットとストレートパーマか縮毛矯正しかしないので技術的にはあまり差がないようにも思えるが、長い時間過ごす空間として店の雰囲気は重要な選択基準だ。

やっとここに落ち着きそうです。


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卓上カレンダー

2010年02月25日 20時22分17秒 | Weblog
やっと届きました。
昨年の暮れには届くはずのカレンダーが先週実家に航空便で届きました。
こんなにてこずったのでおそらくこの印刷会社には二度と頼まないだろう

当然のことながら、1月はじまりのカレンダーである。すでに2月が終わろうとしている。昨年中にリストアップしておいた友人知人に今週の頭に一斉に送った。

カラーばかりの生活環境にポツンと現れたモノクロは控えめながら意外と引き立つと私は思う。

 そこで先着20名の方にカレンダーをお送りいたします
パリの写真ばかり集めたカレンダーです。
ご希望の方はコメントに①住所②氏名を入力してください
あるいは下記のアドレスにご連絡ください。

club-des-amis-des-chats@hotmail.co.jp

コメントは私が管理していますので、個人情報等の公開はいたしません。ご安心下さい。
(このブログのコメントは書いただけでは公開されません。私が公開可能なコメントか否かを判断して初めて表示することができるのです。これは迷惑メールのようなコメント内容が多いからです)
必要内容を確認後、コメントは公開することなしに削除致します。追ってメール便でお送りさせていただきます。ご連絡後、5日以内にはお届け出来るかと思います
毎日ブログを見てくださっている方へのささやかなプレゼントです。
ご応募、胸をあつくあつくしてお待ちしております






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YES or NO ?

2010年02月25日 07時11分23秒 | Weblog
トヨタ自動車のリコール問題で日本時間の午前1時から行われている公聴会。

YES かNOの回答をアメリカ側から求められていた。

一般的に日本以外の海外はYESかNOでの回答が当たり前である。
実にシンプルだ。私がパリにいた頃、初めは慣れなくて物事に白黒つけるのが苦手だった。日本人特有の間(ま)だったり、曖昧さを身につけてしまったからなかなかそういった表現が出来ない。しかし、この煮えきらないとも言える反応は海外では全く通用しない。相手との親密な理解は生まれない。

パリの写真学校SPEOSに通っていた時の話。
今ではパソコンに1日10時間は向き合っている生活だが、当時はメールくらいしか出来なかった私。必須科目だったパソコンの授業はうんざりだった。
フランス人が話す聞き取りずらい英語と、理解し難い内容についていけなかった。ノートもとりたいけど、実際に手も動かしたい。
しかし両方は出来なかった。そんな時は授業が終わった後、友人に聞いて理解を補った。
でも講師からはとろい奴という目で見られていた
講義も後半に近づいた頃、やはりこの苦痛でしかない授業を変えるべく、勇気を出して担当の先生Remiにメールした。内容は、みんなと違って今の授業速度ではついていけないので、授業中はパソコンを操作せずノートだけをとらせてほしいというもの。実践は放課後にやりますと。

メールを送った次の講義ではいままで意地悪に見えたRemiが笑顔で話かけてきた。そしてクラスのみんなに私の行動を誉めたたえたのだ。
それからのパソコンクラスはとても居心地のいいものとなった。Remiも、黒板を消す前に私に消してもいいかを必ず聞くようになった。パソコンクラス以外の授業でも、私に確認を求めるようになった。
このことから学んだのは、日本とは違って海外では多少いいずらい事でも勇気を出して言うことだと。答えもYESかNOしかない。それが出来ないと、相手との信頼関係は生まれないのだ。日本にある、場の雰囲気や趣き、仕草などで判断は誰もしてくれないと考えを払拭しないといけない。
いいずらいと思っているのは本人だけ。聞いた側は聞きずらいわけでも何でもないことが多いのだ。言わないでいることのほうが誤解を生じる原因なのだから。

世界に通用する自動車にまで成長したトヨタが、どうやって納得させるかがこれからの信頼関係に繋がるだろう。


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至福の時間

2010年02月23日 20時03分12秒 | Weblog
6時58分に携帯をテレビに切り替え目覚まし占いを見たあと、7時からが朝食の時間。前の会社より30分早くなった。
いつもはコーヒーかカフェオレをいただくが、昨日からクラムチャウダーに変えてみた。カルディコーヒーファームでレトルトを買っておいたのだが、家で飲むより朝の静かな会社で頂くほうが格段に美味しいことに気がついた。今日のパンは実家に帰ると必ず寄るお気に入りのパン屋さんの明太フランスとクリームチーズデニッシュ。今日はとくに豪華だ。いつもならこれにピンクグレープフルーツ半分がつく。昨日買い忘れたので今朝コンビニでバナナを一本買った。
私の朝はこうしてはじまるのだ。
家で朝食をとることはほとんどない。これは学生の頃からだ。いつも一番に来て静かな朝ごはんを楽しむ。こんな話をYちゃんにしたら、一分でも一秒でも寝ていたいと言う。まあ、そういう気持ちもわからないでもないが一度だけ試してみて欲しい。
とっても気持ちいいよん


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話しかけやすい?

2010年02月23日 06時39分18秒 | Weblog
先日実家に帰った時のこと。
母はやたらと話し掛けられやすいほうだと言う。病院の待合室で、銀行の長椅子などなど。話しかけて来そうな雰囲気は確かに伝わってくる。明らかにこちらを見ているからだ。それとなく目をそらしているのだが、ほらきた!
相手も意を決してなのか、全く考えていないのか。話の内容はたわいもないものだが、たいてい相手が話し続ける。
お互い身分を明かさすことはしないし聞くこともしない。それだけは暗黙のルールだ。
私も高校を卒業して電車に乗るようになると、お年寄りの方に話しかけられることが多かった。相づちを打つだけなのだが、最近はそれさえも苦痛に感じるようになってしまった。理由は多少なりとも気疲れすることと、その貴重な時間を自分のために利用したいからだ。最近は身体で“話しかけないで光線”を放っているせいか前ほどでもなくなったが、話し掛けやすい人にはどんな特徴があるのだろうか。
一昨日、先週末行けなかった美容院をネットで予約した。スタイリングの希望を書くページ内にこんな項目があった。
「できるだけ静かに過ごしたいかそうでないか」を選択することができるのだ。
今回はじめてネットで美容院を予約したので、もしかしたらほかの美容院もアンケートの項目に常にあるものかもしれないが、とても親切な質問だと感心した
基本的に美容院では会話はしたくない。よほど通いなれた店以外は静かに雑誌に集中したいし、時には寝ていたい。美容院でうつらうつらするのはきもちがいい。話し半分でまともな受け答えが出来ないのも失礼だし。お願いだから黙っていてくださいと何度心の中で叫んだことか。

私みたいな人にはこういうアンケートはありがたい。直接言うには角がたちそうだし、傷つけてしまうから。
今週末、美容院に行くのが待ち遠しくなってきた。


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ガリ版

2010年02月22日 20時16分32秒 | Weblog
活版印刷を調べていたらガリ版が出てきた。

世代がバレるが、私が小学生の時の文集作りは必ずガリ版だった。
比較的絵を描くことが得意だった私は文集の表紙を担当することが多かった。
表ではなく裏表紙だったときは悔しい気分を味わった。
そのイラストもガリ版だ。強く擦るとロウ原紙が破れる。加減が難しい。一文字一文字ていねいに鉄筆で紙を引き摺る感じが好きだった。
なんとか書き上がると、ローラーを転がしてにインクを均等につける。たいてい私は手はもちろんのこと、上着にまでインクをつける。このインク、ちょっとねっとりしていてクリーミーな感じ。匂いは石油臭かったと思う。匂いに敏感な私は息を止めてガリ版を刷った。印刷するのは最近見なくなったわら半紙。小学校の印刷物には白い紙なんて滅多に登場しなかった。
出来上がった文集は書いたひとの性格がにじみ出ていて味わい深い。
当時は友人の筆跡をわかっていたから名前を見なくても誰が書いたかが判った。
いまはほとんどが機械的な印刷で仕上がったものばかり。誰が書いても同じフォントだ。区別がつかない。
小学生にガリ版を体験させてあげたい。結構集中力と忍耐力がつきそうだけど。


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こだわり

2010年02月22日 19時42分56秒 | Weblog
北大路魯山人は生涯焼き物を20万点も残した。

師匠をもたず生まれ持った「間」と恵まれたセンス引き立つ作品が多いようだ。
実際に作品を見たことはなかった。漫画のおいしんぼでも有名だが、大人になってからは一切漫画は読まなくなったので良く知らない。
昨日の日曜美術館の再放送で見た彼の作品、「黒織部の沓茶碗」。見た目はどっしりとして武骨なイメージだ。柄になっている2つの模様が魯山人の目ではないかと解釈していたがよく見るとこちらを見据えているようにもみえる。
実際に抹茶をたててもらうと艶のある黒い器に抹茶の緑が鮮やかに引き立つ。黒い抹茶碗が欲しくなった

かつて京都へYちゃんと行った時、鹿ケ谷さびえの抹茶体験にトライした。茶道を教わるが、なかなか厳しいお姉さんだった。なぜか私はへまばかり。しかし抹茶自体は好きになった。早速帰りに抹茶の粉と茶せんをお土産に買った。だが肝心の器がない清水焼を見たがピンと来るものがない。旅行から戻ってから近くのデパートで探し回ったが見つからなかった。高すぎても使いずらいし、安くても雰囲気でない。そんな時、陶芸体験教室が隣の駅前でやっていることを知った。早速申し込み次の週末から通い始めた。当時は自分の好きな作品ひとつに対して完成までで5千円だった。安いと思う。
参加者はわりといて、平皿や花器などを作る中珍しいとこではワインクーラーを作っている主婦の方もいた。かなりこだわりのある人のようだ。その中で私は抹茶碗を作った。轆轤(ろくろ)ではなく手捻りなので子供の頃の粘土遊びみたいだった。与えられた土が余るので2つ作った。先生からは、はじめて陶芸をしたとは思えないと褒められた。だが茶碗の底になる、糸切りには手こずったのを覚えている。塗りには凝らなかった。色は限りなくいらない。あくまでもシンプルにしたかったからだ。絵付けをしないなら、うわぐすりをわざと滴らせるといいと先生に言われ、わざと多めに薬を塗ってわざとらしくない程度に作った。出来た作品は自然な色に仕上がった。何も足さない、何も引かない色。魯山人の黒織部のような威厳さはかけらもないが気軽に使えそうだ。手作りだから愛着もある。
体験教室だけで終わってしまったが、今度はぐい飲み茶碗を作ってみたい。
というのはガラスの器より焼き物の器のほうが数倍も美味しいお酒がいただけると飲んべえのIさんが言っていたからだ。まあ見た目にはガラスの器のほうが好きなんだけど。

魯山人のようなこだわり様には足元にも及ばないが、店にないものは自分で作るしかないのだ。
今朝見たメトロミニッツに掲載されていたワークショップ特集の中に興味をそそるものを発見。ひとつは活版印刷で作る名刺、もうひとつは手作りの靴。どっちもやってみたい



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