リヨンのホテル、Cour des Loges には、プールがあった。
予約したときは気づかなかったんだけど、ホテルの詳細確認をした時に館内施設を見てスパと併設されていることを知ったのだ

当然ウキウキで水着を持参した

朝のトラブール探検後、チェックアウト1時間半前にプールに向かった。プールは3階にあるんだけど、私の部屋のある棟ではなかったので、これまた迷子になりつつ、なんとかプールへたどり着いた

朝だから誰もいないことを期待したが、プール脇にあるジャグジーに恰幅のいい外国人の中年男性が気持ちよさそうに入っていた。
わたしを見て「How are you?」と、声をかけてきた。
「I'm fine thank you.And you?」と中学の教科書どおりの返事をすると、「Fine!! Here is a nice place!!」と笑顔で答えた。
そしてジャグジーから上がるとプールへと向かい、ダイブしたらしく「ザッパ~ン」と、バカでかい水しぶきの音が聞こえた

まずは、木枠でできたの円形のジャグジーに入った。かなりぬるめだ。そうそう、外国人は熱い湯船は苦手なのだ。日本人にはちょっと物足りないかも

水質チェックをしているホテルのおじさんが来て、ジャグジーのボタンを押してくれた。すると勢いよく泡が吹き出した。もうテンションマックス



泡が止まったところで、ジャグジーから出ると、先客のおじさんの奥さんが迎えに来た。おじさんはバスローブを羽織って奥さんと一緒に帰っていった。
やった!!プールもジャグジーも独り占め


早速プールに向かった

白い階段を降りてプールに入る。ジャグジーに比べると冷たいけど、気持ちいい

チャプチャプ言わせて階段を降りていき、最後の一段を降りようとした途端、水が顔の半分まで浸かり、慌てて後ずさりした



せっかく来たのに泳げそうにない…

ショックで呆然として、足が着く安全な場所で座って足だけぶらぶらしていると、水質チェックのおじさんが来て、「なにしてるの?泳ぎなよ




すると笑って、プールの突き当たりの2つのボタンを指差した。「あのボタンを押してごらん」と言うが、「あそこまで、泳げないもん!」と、答えたら、歩く場所ではない足場の狭い所をつま先で歩いて突き当たりまで行き、ボタンを押してくれた。するとグオ~っと音が鳴りだし、噴水みたいに水が流れ出した。
これを見せたかったのね

「Merci

しばらくキレイな噴水と、数秒置きに7色に変わるプールの色を眺めていた。やはり、このまま泳がずに帰るわけにはいかない


ちなみに、端から端は10メートル位


とにかく、目標達成



大満足でプールを上がった。バスローブがおっそろしく重いので、服に着替えて休憩室でまったりしてると、紅茶のサービスを発見。スパ利用の人のもの

勝手に飲んでいいのか不安だったので、お掃除のおばさんに聞いてみた。「もちろんよ!」と言うので喜んで戴いた。誰もいない静かな休憩室でマリアージュフレールの紅茶を戴く


おまけにティーバッグいくつかいただきました

ますます気に入った

今までは旅費を抑える為に、ホテルはなるべくリーズナブルなところを選んでいたけど、そのうちの1回くらいは、贅沢に過ごしてもいいんじゃないかって思う様になった。せっかくの旅行も、疲れ果ててしまうのは意味がない。
お姫様気分と、迷路探検などなど、私の欲望を全てを叶えてくれるこのホテル、おススメです


いただいてきた紅茶とホテルのテイクフリーマガジン!!
マリアージュ・フレールはウェディング・インペリアルが
一番好きだけど、いろいろ試してみたい


チェックアウトを済ませ、パールデュー駅への行き方を教えて貰いました。

記念にパチリ

無事駅に到着。

パリ行きのTGVまで時間があったので、カフェでパナシェを一杯
