クラフト布、ご存知ですか
いつだったかの「すてきにハンドメイド」で、ハンドメイドクリエイターの蔭山はるみさんが紹介していました。
ざっくり言うと、水で薄めた木工用ボンドを生地に塗って、乾燥させるとパリパリ状態になることを利用して、ミシンを使わず色々な雑貨をつくることができる布。
そしてもしも失敗した場合には、水で洗って元のペラペラの生地に戻すことも可能。
ただし、水に濡れる可能性が高い雑貨などには向かない。
ミシンで縫うのが難しい小物などは特に、これでためしてみたい
じつは先日、ちいさなガラスのコップに、トワルドジュイのカバーをつけようと思い立った。
ガラスのコップからパターンをとり、いざミシンで縫ってみたら、底の円の部分を縫うのが、かなり難しかった
ちなみにコップのサイズは、
タテ70mm 口径上部55mm、底部45mm
そこで、クラフト布を思いだした
蔭山はるみさんの本もみつけたが、まずは自分で試してみることに
木工用ボンドと水は3:1でうすめ、筆は押し入れから水彩画用のを2本とりだしてきた。
絵を描くのが好きだったから、筆はいくつか大切に取っておいてある
ガラスのコップには、あらかじめクッキングシートでカバーをしておくことがポイント
ボンドがかたまったあとで、外せなくなったら大変だから
逆にガラスのコップに貼り付けて固定したい場合はカバーは必要ない
いざ実験後。。。
悪くない
久しぶりに筆を使った感覚も楽しかった
アクセサリーをいれる小皿なんかも、これで作ったら良さそう
これなら子供でもできるから、ちょっとした工作にもぴったり
興味ありましたら、是非ためしてみてください

初めに手がけたミシンで縫うバージョン。


綺麗な円に縫えず。。。

酷くいびつな底


クラフト布作り

乾いたら、アイロンで伸ばします

クッキングシートでカバーしたガラスコップ巻きつけていきます

まず初めに底の縫い代に筆で薄めたボンドを塗りつけます
次に表面に巻き、つなぎ目にボンドをつけて固定します
最後にレースをボンドで固定して乾かします

クッキングシートを外せば出来上がりです