Artistとは

先日見たDVD、「ニューヨーク眺めのいい部屋売ります」で、「そのとおり！」と、改めて響いた言葉があった

「画家は市場のために絵を描くんじゃない」

これ、画廊のオーナーに向けて、画家である夫の妻が放った言葉。

映画を見ていない方のために、前後関係を簡単に説明しよう
主人公は画家。知り合いの画廊に自分の作品を扱ってもらっている。時代の流れと共に市場が求める絵が、主人公の描くスタイルとは変わってしまった為、画廊として売れる絵が欲しいので、画風を変えるように勧めたというわけ。

実は、かなり前に同じような場面に出くわしたことがある。
「写真を売るためには、市場の求めるものをしっかりリサーチしてから人が望む写真を撮った方がいいんじゃないか？」と言われたのだ。
一応頷いてみたものの、自分が撮りたいものを撮るスタイルは変えられないと決まっていた。

芸術を表現する者にとって、これは決してブレてはならないこと
人が好む絵を率先して描くことは、芸術でもなんでもない。そこに自己が存在しないから。
自己ありきで完成した結果、人に好まれる作品だった、というのとは近いようで全く異なるのだ。

芸術は人の為に表現するものではなく、ありのままの自分を曝け出すこと
自分が求めるモノをとことん追求し、そこにまぎれもない己の魂が宿ったもの、それが芸術だ。


先日歯科雑誌を見ていたら、こんな歯科医師の求人広告が目に入った

「高収入を得たい方」

の太字のキャッチコピーの下に、小さいフォントで「高度な技術を学びたい方」が付け加えられていた。

なぜ「高度な技術を学びたい方」をキャッチコピーにしなかったのか？
思うに、休む暇もなく働かされるのかな、一人の患者さんを診る適切な時間が足りなくて満足いく治療は出来るんだろうか？患者さんとの会話も少なく、意思の疎通がおろそかになるんじゃないかななどなど、お先真っ暗な想像ばかり浮かぶ
こんな広告を見ると、唯々、怖いなとしか思えない。

業種は違っても、まずはじめにお金を考えてしまうと、自己を失う。

アニマル柄は好き？

アニマル柄はこれからの季節、特に取り入れたいファッションアイテムのひとつ
バックやシューズ、スカーフなど、ひとつあるだけで雰囲気がグッと変わって、可愛いくなるよね

ただ、いまだに理解できないアニマル柄がある。それは虎や豹まるまる一匹が描かれたプリントのTシャツや緻密な刺繍でほどこされた黒地のチュニック。
決して可愛いとは言えない。まるで威嚇されているようで、むしろ怖い

着ている御婦人は、はて、このデザインをどう感じて購入したのだろうか？
可愛い？それともカッコイイ？

まさにそんなデザインのシャツを着こなすおば様に今日出会った
私の8メートル程先を歩いていたので、直ぐには解らなかった。なにやら肩からひもがぶら下がっているのかと思ってよく見たら、豹のシッポ
背中のデザインはシッポしかない
無性に前が見たくなった
早歩きをしておば様を追い抜いた
8メートル程離れてから期待を膨らませて振り返った

真正面は、見事な豹の姿が描かれていた


私もいつか、こんなデザインの服が欲しくなるのかしら？
今はまだ、その境地には至っていない

記憶を頼りにスケッチしました

かわいいベゴニア

今日は自分の歯の治療で、朝イチで友達の病院に行ってきた
案内された診療台ユニットの前にある窓から、サッカーボールくらいのまんまるの元気なベゴニアが見えた。花はピンク色の小さい八重咲き。花の大きさは1.5センチあるかないか位。とっても可愛い一目惚れした。

友人が来るなり、「こんなに小さなベゴニアあるんですね！可愛い！！」
と伝えたら、「そうなのよ、可愛いでしょ。なんなら持ってく？」と、言われてびっくり
「プチっと切ればつくから！」と友達が続けた。

確かにベゴニアなら挿し木で増えるけど、いくら友人の歯科医院に来たからと言って、飾ってあるベゴニアをお土産に持って帰る患者は初めてのはず！
でも園芸屋さんに行く機会はないし、たまたま今日の午後は実家に帰る。治療後にお言葉に甘えて頂いてきた！！

マンション暮らしだし、決してガーデニングが趣味ではないけれど、実家では母がお花好き。ベゴニアやペチュニア、サフィニア、パンジー、チョコレートコスモスなど、季節を問わず何かしら庭に花が咲いている。でもこの小さな八重咲きのベゴニアは母も知らないはず。
きっと喜ぶにちがいない

我が家にはライムポトスしかない。
３つ切ってくれたので、2つは実家行き。
増えたら嬉しいな
大きくなあれ！！

かなり厳しくなってきた永遠の27歳！！

いまだに、ずうずうしく言い続けてます
今年も27歳の誕生日が来ました（過去のブログその1、その２）
職場のスタッフも、誕生日の前日に「2７才のお誕生日、おめでとうございます」と、呆れることなく言ってくれた
しかし。。。
実年齢に従い、体力はウソをつけず…
生まれて初めて誕生日に寝込んでしまった

当日は、楽しみにしていたTadakuのフレンチレッスンだったので、熱っぽいのにも関わらず、予定通りに起きて支度を済ませた
が、しかし、カラダに自問自答したところ、キャンセルの文字が頭にたくさん浮かんだ
翌日から3日連続出勤を考えると、今日1日おとなしくしていたほうが懸命だと判断を下した

泣く泣くキャンセルの連絡をし、かかりつけの耳鼻科を受診5日分の薬を頂いた

毎年楽しみにしている、ホールで食べるバースデーケーキはオアズケ。その代わり、小さなショートケーキを買って帰った
喉が腫れているせいか、せっかくのショートケーキも美味しく感じられなかった

まあ、でも一日中寝ていたお陰で、翌日には首から後頭部にまで及ぶ熱っぽさは抜けていた
以前は無理をしたせいで、喉が恐ろしく痛み腫れ上がり、唾を飲み込むのさえしんどいまでになってしまったほどだ。
こうなると、２週間コース。今回は早めの対処がきいて５日間完治コースだった

最近は少しでも調子悪いなと感じたら、まず寝ることを第一に選ぶ。薬も速攻飲む。これが、早期復活の鍵
数年前なら多少の無理が利いたけど、正直なところ、アラフィフのカラダには無理は禁物なのだ



おととい、仕事の帰りに無事に手に入れました


18分後。。。あっという間に半分無くなりました残りは夜いただきました